ブキットジャリル蔦屋書店1号店!マレーシアで人気!

2022年7月7日にマレーシア・クアラルンプールにオープンした蔦屋書店!
出店したのは人気のショッピングモールのパビリオンブキットジャリル。

日本人はもちろんマレーシアの地元の人にとっても待望の一号店で、
オープン前から話題となっていました!

オープン当時は入店するのに長蛇の列でしたが、
少し落ち着いてきたので潜入レポをお届けします。

ブキットジャリル蔦屋書店のコンセプト

クアラルンプールの南側に位置し、
マレーシア最大級の複合商業施設である
パビリオンブキットジャリルの2階にある蔦屋書店。

店舗面積約2650㎡あり、
英語、中国語、マレー語、日本語の書籍を取り扱っています。
かなり広いです!

ブキットジャリル蔦屋書店のコンセプトは
「Cultivate Lifestyle & Culture」
ライフスタイルと文化を養う、深める。

本だけでなくお店全体を通じて日本の文化をマレーシアに広め、
さらに地域のコミュニティーの場所として
提供したいと考えています。

その証拠にブキットジャリル蔦屋書店には本の他に、
日本の伝統工芸品や日本人デザイナーが手掛けた
小物や雑貨、アクセサリーなどが店内の至る所にあります。

実物を見てその質感や手に取ったときの感触など
日本の物作りのこだわりや繊細さを体感し、
より興味を持ってもらうための工夫がお店全体から感じられます。

店内紹介

蔦屋書店ブキットジャリル

お店入ってすぐの所にザ・ジャパンな小物がありました。
日本といえば富士山🗻
富士山をかたどった置物や外国の方にとって
日本風なだるまや招き猫などの小物もあります。

蔦屋書店マレーシア

小物の裏には扇子。
扇子も日本的なアイテムなので、
お土産など外国の方に人気があります。
扇子の近くにはこんな可愛い物もありました。

KOZACLA

日本人デザイナー小櫻美晴さんの雑貨ブランド「KOZACLA」。
なんとも言えない表情の猫ちゃんの
宇宙飛行士や和服姿は見ていてフフっと
顔がほころんでしまいます。

マレーシア人は猫好きな方が多いので、
猫好きの心鷲掴み間違いなしです!!

可愛い物ばかりでなく、
洗練された日本の技が光る商品もありました。

蔦屋書店マレーシア

これぞ日本の伝統工芸寄木細工。
日本人の器用さがよくわかりますね。

色合いは控えめだけどしっかりと存在感がありました。
こういう物が似合う人間になりたいです。

ほかにはビーズのアクセサリーや陶器
日本製のタオルなどもありました。

一瞬、本屋さんという事を忘れるくらい
豊富な品揃えですので、
デパートにいる感覚になります。

飽きることなく見ていられますので、
あっという間に時間が過ぎていきます。

さらにお店の中に進んでいきますと
文房具コーナーがずらっと並んでいました。

やっぱりジャパンクオリティNo.1 「文房具」

蔦屋書店クアラルンプール文房具
日本の文房具はクオリティや使いやすさはもちろん、
デザインの可愛さや色の豊富さなどから
マレーシアの方にも人気が高いです。

キレイに陳列された色とりどりな文房具を見ただけで
ウキウキが止まらなくなりました!!

普段何気なく使っている日本の文房具、
海外に出るとそれは当たり前ではなくなります!!

蔦屋書店の文房具コーナーには
ありとあらゆる文房具が揃っています♡

マレーシア文房具

絵を描く人に絶大な人気を誇るCOPIC、
モダンな和柄の筆箱やノート、
魚へんの漢字がインパクト大なノートやメモ帳に、
レトロが可愛い付箋やレターセットなどなど、

大人から子供まで使える文房具が
コーナー内にたっっっくさんあります。

見て楽しい買えて嬉しい物ばかりです。
シールや消しゴムなどもありましたので、
ついついあれもこれもと収集癖が発動しちゃいます!!

日本の工芸品や文房具の豊富さのほかに、
ブキットジャリル蔦屋書店がもう一つ注目されているのが
キッズコーナーです。

蔦屋書店のキッズコーナーはまるで図書館

蔦屋書店ブキットジャリル

一見、図書館のように見えますが、
蔦屋書店のキッズコーナーです。

落ち着いた照明と壁一面の本棚。
リラックスした雰囲気の中で本が読めるのは
子供に限らず大人でも嬉しいですよね。

私もこんな空間でゴロゴロしながら本を読みたいです。

ブキットジャリル蔦屋書店のキッズコーナーには、
児童書が2万冊以上あります。

これはマレーシア最大規模になります。

2万冊以上の本から自分の一冊を見つける。
想像しただけでわくわくしてきます♪

本に囲まれる環境が身近にあるのは、
本好きとして羨ましいです。

そして本好きの日本人として、
私がもうひとつ気になったのは、
蔦屋書店に日本語の本があるかどうかです。

気になる日本語の本は、、

蔦屋書店ブキットジャリル

すでに蔦屋書店に行っていた知り合い情報によると、
日本語の本がほとんど無いと言われていたので、
日本の本屋さんなのに?と
半信半疑で行きましたが、

ざっと一周しても見つからず、涙。

不安になって店員さんに聞いてみると

ありました!!

日本文学の棚の下3段に日本語の小説が有りました。
想像していたより小説が少なかったので驚きました!!

日本の本屋さんだから日本の小説を
大々的に取り扱っていると思っていたので、
少なさには少々がっかり、、、

しょんぼりした気持ちで漫画コーナに移動。

日本語の本といえば「漫画」

蔦屋書店マレーシア漫画

日本語の漫画は棚8個分ありました!
やったー!あるじゃないか!!

主に話題作やロングセラーを取り扱っており、
ドラえもんの漫画には数量限定付録が付いている物がありました。

日本から入手できなくても蔦屋書店にはありますので、
これは意外と穴場かもしれません。

漫画コーナーの近くには、
呪術廻戦やスラムダンク、
ワンピースなどのフィギュアやグッズが売られていました。

海外にいると好きな漫画の推しグッズが
なかなか手に入らないので、
これはかなり嬉しいです(*ˊ˘ˋ*)
いいぞ蔦屋書店!!

興奮した気持ちを抑えつつ、
さらに店内をブラブラしていると
気になる物を発見。

「KABUKI BY KISHIN」
あの篠山紀信さんが40年に渡って
撮り続けた歌舞伎の写真をまとめた写真集です。

限定1000部という貴重な一冊が
ブキットジャリル蔦屋書店にありました。

備え付けの手袋をつければ読む事もできますので、
これにはちょっと緊張してしまいました。

特別な体験をありがとう!

蔦屋書店のカフェ

TSUTAYA CAFE MALAYSIA
ブキットジャリル蔦屋書店には
日本人が監修したカフェがあります。

コーヒーやどら焼き、ケーキから、
ワンプレートやオープンサンドなどのカフェメニューを
楽しむことができます。

購入前の本や雑誌を読みながらお食事ができますので、
つい長居してしまいそうですね。

今回、実際蔦屋書店に行ってみて感じたのは、
お店全体がゆっくりとした時間が流れていて、
終始居心地が良かったです。

書店としてだけでなく、
雑貨屋さんやカフェとしても利用できますので、
またお茶をしに行きたいなと思いました。

パビリオン ブキットジャリル内の気になるお店

ブキットジャリル蔦屋書店が入っている
パビリオン ブキットジャリルは、
マレーシア最大級の複合商業施設です。
蔦屋書店のほかにも素敵なお店がたくさんあります。

中国茶のお店「天月茶生活」

Tianyue Teajoy Malaysia

天月茶生活 (Tianyue Teajoy Malaysia)

こちらは中国茶と茶器のお店です。

中国の茶道やお茶文化を
人々の生活に溶け込ませたいという創業者の想いによって
1996年中国で創業されました。

中国で生産された茶葉のみを取り扱っていますので、
本格的な中国茶が手に入ります。

天月茶生活

お茶っ葉と茶器以外余計な物がない店内は、
スッキリしていてとても見やすいです。

普段目にするお茶っ葉とは随分違いますし、
種類も豊富なのでかなり見入っちゃいました。
ちょっとした博物館感覚です♪

天月茶生活

プーアル茶がたくさんある中紅茶もありました。

同じ茶葉で発酵の度合いによって
プーアル茶や紅茶と呼び方が変わってくると

聞いたことがありましたので、
なるほどと感心しながら店内を見てまわりました。

数あるお茶の中に私が気になった物はコチラです。

天月茶生活

「梅香」というこちらのお茶は、
プーアル茶だけど梅の香りがするお茶です。

しかも30年物の茶葉なのでプレミアムな一品です。
お値段は300リンギ(約9474円)。
なかなかのお値段ですがいつか試してみたいです。

天月茶生活さんは普段使いのお茶から贈答用のお茶まで
幅広いシーンに合わせてお使いになれるお店です。

同じグループの茶器屋さんも隣接していますので、
お茶を本格的に始めたい方、
お茶が好きな方はぜひ一度足を運んでみてください。

マレーシア小物 dulu KINI「ドゥル キニ」

dulu KINI

dulu KINIは昔懐かしいマレーシアと
モダンなマレーシアが融合したお店です。

店内にはお菓子から生活雑貨、
バティックのお洋服やアクセサリーまで、
マレーシアを代表する物、
古くからあるマレーシアの文化を意識した品物がいっぱいです。

dulu KINI

まるでタイムスリップしたような
レトロで可愛い雑貨がお店を占めています。

インテリアとしてもいけますので、
お家に置いておくとアジアンテイストなお部屋へ
雰囲気がガラッと変わりますね。

レトロな物だけでなく、
モダンで色鮮やかなクッションや
ブサカワなアヒルやニワトリの置物などもあります。

dulu KINI

ドライフルーツや食べるラー油もありました。

食べるラー油は添加物が一切なく、
材料はねぎ、にんにく、唐辛子、桜海老、
食用油、砂糖、塩だけなんですが、
めっちゃくちゃ美味しいんです!!

まさにシンプルイズベスト!!

冷奴にかけて良し、
チャーハンにかけて良しの万能調味料です。

ちなみに私は
熱いご飯にかけて食べるのにハマっています。

こちらも同じ店内にあるのですが、
マレーシアの代表的な食べ物や風景のシールやノート、
バティックのワンピースやシャツなどもあります。

お洋服はバティックを使っているのですか、
今風なデザインになっていますので、
普段着としても着られます。

dulu KINIには今昔のマレーシアがつまっています。

マレーシア昔ながらの生活にふれたい方、
マレーシアらしいお土産をお探しの方に
強くおすすめなお店です。

SDGsな商品 ECOTOPIA「エコトピア」

ECOTOPIA

ECOTOPIAは
[より良い世界を創る]をモットーにした
環境に優しいタイのブランドが集結した
セレクトショップです。

カラフルでポップな店内にはお洋服、かばん、食器、洗剤、
お菓子、ジュースなどなど、
SDGsを意識した商品がいっぱいです。

ECOTOPIA

写真はほんの一部ですが、
広い店内には廃材を再利用したかばん、
環境に優しい洗剤、
ゴミを減らす布ナプキンなど、
さまざまな種類の商品があります。

その中で私が一番気になったのは家庭用生ごみ処理機です。

生ゴミはほぼ毎日出ますので、
それを機械に入れてボタンひとつで
ゴミから肥料にできるならズボラな私でも続けられそう。

小さくても続けられそうな事から
環境問題について考えてみるのが大事ですね。

まとめ

マレーシアに初上陸した蔦屋書店。

クアラルンプールの他にジョホールバルやペナンなど、
マレー半島を中心に拡大していく予定のようです。

今後10年で5店舗出店を目指しているそうですよ。
日本の本屋さんが増えるのは嬉しいし楽しみです。

「蔦屋書店 Bukit Jalil Tsutaya Books」
営業時間:10am to 10pm
https://www.facebook.com/bukitjaliltsutayabooks/

パビリオンブキットジャリルショッピングモール(Pavilion Bukit Jalil)
住所:2, Persiaran Jalil 8,Bukit Jalil, 57000 Kuala Lumpur,

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