クアラルンプールでの新生活!生活インフラ事情(電気•ガス•水道•インターネット•携帯)お教えします!!

新生活には欠かせない水道、電気、ガス、ネット回線などの開設。
しかし手続きはとても面倒ですよね。

そんな手続きを言語の壁があるマレーシアで行わないといけないと思うと
さらに気が滅入っちゃいそうですね…。

でも大丈夫!

今回は、そんな生活インフラの手続きなどを
現地在住の日本人が、実際の感想を織り交ぜながら、レポートしたいと思います。

クアラルンプールの水道、電気、ガス

まず初めに、、

クアラルンプールで新生活を始める際に、
水道、電気、ガスの面倒な手続きは基本いりません!

クアラルンプールで生活している多くの日本人は、
コンドミニアム(マンション)にお部屋を借ります。

そのお部屋1つ1つが個人のオーナーさんの持ち物だったり、
管理会社がまとめて面倒を見たりしているので、
水道、電気、ガスなどの契約はすでに済まされています。

私たちが借りるときには、面倒な開通の手続きをしなくていいのです。

では、月々の支払いはどのようにすれば良いのでしょう。
それぞれ日本との違いなどにもふれながら説明していきたいと思います。

水道

クアラルンプールの水道管の多くは古く、
まだ鉄の水道管を使っている所がたくさんあります。
そのせいか水道水は茶色くて、そのまま飲むことはできません。

コンドミニアムによっては、
コンドミニアム内の共有部分の水道管をポリ塩化ビニルに変えている所もありますが、
オーナー所有のお部屋の水道管も変えてあるかどうかは、各オーナーによって違います。

ちなみに、私の住んでいるコンドミニアムの水道管は、ポリ塩化ビニルになっています!
さらに、入居前にオーナーさんがお部屋の水道管を含め
全部リノベーションをしてくれたので、ポリ塩化ビニルを使っていますが、
フィルター無しのお水はまだまだ茶色いです(笑)

では、茶色い水をどのようにして濾過しているかと言いますと、
多くのお家ではフィルターを自分たちで取り付けています。

日本のフィルターのように蛇口に付けるのではなく、
もっと大掛かりな下記の画像のようなタイプがマレーシアには多いです。

出典:www.sunrisespecialty.com/charcoal-water-filter

こちらのフィルターは、洗濯機やシャワー、キッチンの流しの繋ぎ目などに付けて使います。
使用頻度にもよりますが、1~2ヶ月で中のフィルターが汚れてきますので、
それがフィルター交換のサインです。

フィルターの交換はとても簡単ですので、自分でも行えます。

出典:www.bestwaterbd.com

こちらのタンク型のフィルターは、
1つでお家に使われている全てのお水を濾過してくれます。

自分で設置したい場合には、工事が必要なので、
設置するときはオーナーさんと相談してみてください。

こちらのタイプも1~2ヶ月毎にフィルターの掃除が必要ですが、
レバーを動かして水を流すだけですのでとても簡単です。

こんな感じでフィルターに溜まった汚れを流します。
10~20分続けますと水がほぼ透明になります。

我が家はこのタンク型のフィルターを使っていますので、
歯磨きやシャワーなどはそのままのお水を使っていますが、
飲み水は沸かしたものやミネラルウォーターを買ったりしています。

余談ですが、現地の人は、
職場や学校に大きなマイペットボトルに水を入れて持参しますが、
中身は水道水を沸かして飲んでいることが多いです。

洗濯物は、フィルターを付けていても白い物はだんだんと黄ばんできます。

我が家の場合水道代は、1ヶ月30~50リンギ(約770~1280円)です。
支払い方法は、郵便局や一部のコンビニ、ネットバンキングからできます。

ネットバンキングの口座からは、
請求書に書かれている[JomPAY]の番号を入力しますと簡単に支払うことができます。

ネットバンキングが開通していれば、とても便利です。

電気

マレーシアの電圧は220ボルト、周波数は50ヘルツ
コンセントは三つ穴タイプになります。

日本から電化製品を持ってくる場合、
電圧が違いますので、変圧器も必要になります。
変圧器は一部の電気屋さんや通販でも手に入ります。

カメラやパソコン、携帯電話等は、100V〜240vに対応しているものが多いので、
コンセントの口を変えれば変圧器なしで使えます。

電気といえば、普段は全く不便は無いのですが、たまに停電が発生します。

雨季になると雷が多くなりますので、近くに雷が落ちたときや、
コンドミニアム内の理由で突然停電になったりします。

短ければすぐ復旧しますが、長いと数時間〜半日かかることもあります。
エアコンやファンが止まったり、冷蔵庫冷凍庫にも電気が供給されず、
場合によってはエスカレーターも止まりますので、高層階に住んでいる場合は大変です。
(エスカレーターが止まった場合は、非常階段での登り降りです。
ちなみにエスカレーターの故障もマレーシアでは日常茶飯事です。)

我が家の場合電気代は、150~250リンギ(約3855~6425円)です。
うちは日中基本ずっとファンを回しています。
夕方からはエアコンをつけますので、
エアコンの使い方や家電製品の状態によって電気代も変わると思います。

前に住んでいたお部屋の話ですが、
エアコンがめちゃくちゃ古い物だったので、
電気代が毎月300リンギ(約7710円)超えでした。

1番高かったとき600リンギ(約15420円)近くいったので、さすがに焦りました!!
今よりもエアコンを我慢していたのにも関わらず
その金額だったので、電化製品の状態も電気代に大きく関わってくるのだと強く思いました。

電気代は、住み始めて請求が来てからしかわからないので、
内覧などの際に、電気代やエアコンについてもさりげなく不動産屋さんに聞けるといいと思います。

電気代のお支払いも郵便局や一部のコンビニ、ネットバンキングでできます。
管理会社がまとめて管理している所は、マネージメントオフィスで支払いできます。

ガス


マレーシアの都市ガスはまだまだ整備されていません。
ですので今もプロパンガスを使っているお家が多いです。

また、新しいコンドミニアムですと、オーナーがそもそもガスを引いておらず、
オール電化の場合も多いです。

コンドミニアム共同で、
プロパンガスのタンクを設置している所もあれば、
それぞれのお部屋に設置している所もあります。

我が家はプロパンガスの缶を部屋に設置するタイプです。
ガスコンロの台の下に置いてあります。
ガスが無くなったら、プロパンガス屋さんに連絡をして交換してもらいます。

朝、連絡するとだいたい夕方までには持ってきてくれます。
空き缶を返しますと値引きをしてくれますので、
我が家の場合、値引きをしてひと缶30リンギ(約770円)です。
ひと缶で5~6ヶ月使えます。

コンドミニアムが共同で設置してる所は請求書が来ますので、
郵便局や一部のコンビニ、ネットバンキングでお支払いできます。

クアラルンプールの携帯電話事情!プリペイドが断然安い!

マレーシアでの携帯電話の契約方法は2つあります。
プリペイドとポストペイドです。

クアラルンプールには、MAXIS(マクシス)、Digi(デジ)、
Celcom(セルコム)、U mobile(ユーモバイル)の大手4社ほどあります。

それぞれがSIMカードを発行していますので、
自分に合ったプランや値段の物を選んで契約ができます。

プリペイドの場合、
パスポートがあれば空港やショッピングモールなどでも
SIMカードを購入することができます。

購入したSIMカードを携帯電話にセットしますとすぐに使用できます。
SIMカードの台紙に携帯番号と使い方が書いてありますのでそれに従ってください。

お金をチャージしたいときは、
コンビニなどで店員さんにTop up(トップアップ)と言って
SIMカードの会社名とチャージする金額を伝えて支払いを済ませると、レシートを渡されます。
レシートに書かれた手順通りに操作しますとチャージ完了です。

ポストペイドは、
外国人が個人で契約する場合、ビザとデポジットが必要になります。
お支払い方法はお店またはネットバンキングでできます。

私は数年前に15リンギくらい(約385円)で、MAXISのSIMカード購入し使っています。
毎月40リンギ(約1030円)をチャージして、
30日10GB28リンギ(約720円)を買って使っています。

滅多に電話を掛けたりしないので、
残った金額は通話料金としてやりくりできます。

プランは変わることもありますが、
今まで1番高くても30日60リンギ(約1540円)でした。

もし日本から持ってきた携帯電話をマレーシアで使う場合、
SIMフリーの物ではないと使えませんので、ご注意ください。

生活に欠かせないインターネット!クアラルンプールのネット環境は快適!?

クアラルンプールの有名な固定ネット回線は、
Unifi(ユニファイ)、TIME(タイム)があります。

2社ともネットの速さの違いなどほとんどありませんが、
TIMEの方がが会社として新しいので、お得なプランが売りです。

自宅にインターネットを引きたい場合、
コンドミニアムがすでに引いてある場合が多いので、
そのネット会社を調べてから申し込みをするといいと思います。

お申し込みはお店に直接行くか、
あるいはホームページからもできます。

必要な物はパスポートと住所を確認できるもの、
外国人はデポジットを取られることもあります。

コンドミニアムにすでにネットが引いてある場合、
工事当日は、お部屋にルーターの設置をするだけですので1時間くらいで終わります。

我が家はUnifiの無制限月々210リンギ(約5400円)を使っています。
たまに電波が悪かったり、止まったりはありますが、
イライラするほどの不便はありません。

お支払いは郵便局やネットバンキングでできますので、とても便利です。

よくあるトラブル例

海外で新生活を始める場合、不安や心配が多いですよね。

しかし、実際クアラルンプールに来てみると
面倒くさい細かい手続きが必要なかったり、
ネット環境も快適だったりと嬉しい誤算が多かったです。

しかし注意も必要です。
これは、引っ越して最初の光熱費の請求で直面するのですが、
請求書には〇月〇日~〇月〇日までの請求と書いてあります。

この日付が入居前の場合がありますので、
そのときはオーナーさんに伝えれば、オーナーがその分は支払ってくれます。
(よっぽど困ったオーナーさんでなければ…)

さらに毎月請求書がポストに届きましたら、必ず住所を確認してください。

郵便屋さんが間違えて違う住所の請求書を入れてしまう事がありますので、
気付かずに支払ってしまいますとトラブルに発展してしまう恐れがありますので、
必ずチェックしてください。

次に、ネットの工事を依頼したとき、
約束の日時が急遽変更されることがあります。

「前の工事が長引いて行けなくなった。」、
「早く終わったので今から行ってもいい?」など
スタッフの都合で変更されることがよくあります。

工事の約束をした日は、時間通りには来ない終わらないものと思って
他の予定を入れない方がいいと思います!

上記のトラブル以外にも、突然の停電や断水もあったり、
マレーシアならではの問題や不便も多少ありますが、
それも一つの経験として、海外の生活を楽しめたらいいなと思います。

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