目次
はじめに
ペナン島といえば、、、
日本から初めて訪れる方はビーチリゾートを想像するかと思いますが、
マレーシアの中でも「ペナンといえば、食べ物が美味しい!」と
在住日本人や中華系マレーシア人も言うほど
その豊かな食文化が多くの旅行者を引きつけています。
マレーシアならではの多民族文化が反映された料理は、
味だけでなくその歴史や背景にも魅力があります。
この記事では、
ペナン島グルメやおすすめのレストランを紹介します!
ぜひ訪れる際の参考にしてみてくださいね。
ペナン島の食文化とは?
多民族の融合
ペナン島グルメは、主に華人の文化が色濃く組み合わさり、
他に類を見ないユニークな料理が特徴です。
これらの文化が何世紀にもわたって影響を与え合い、新しい食文化が生まれました。
ストリートフード天国
ペナンは屋台文化が盛んで、
地元の人々だけでなく観光客にも愛されています。
手頃な価格で高品質の料理を楽しむことができ、
食事自体が観光の一環として注目されています。
【屋台を楽しむポイント】
1、多くの屋台は1日中営業しているお店はあまりありません😊
営業時間と営業日をチェックしましょう。日曜日が定休日のお店、午前中しかやっていないお店などもあります。
2、カードが使えないところがほとんどです。
RM50やRM100より、できればRM20札以下の現金を準備しましょう。
QRペイ(Touch N GO)は、使えます。
3、ストリートフードの安さの秘密は、エアコンがない!
レストラン以外は大型扇風機しか設置しておらず、汗かきながら食べることもしばしば。
カジュアルな服装で行くのがおすすめ!
ミシュラン ビブグルマン店多数!
CNNやトリップアドバイザーなどのメディアでも
度々取り上げられるペナンのグルメシーン。
その魅力は多くの人々に支持されています。
世界的な評価
ペナン島グルメは、ミシュランのビブグルマンに選ばれた屋台やレストランが多く存在します。
例えば、チャークイティオやアッサムラクサなど、庶民的な料理が世界的にも評価されています。
試して欲しい!ペナン島の名物料理
チャークイティオ (Char Kway Teow)
太めの米麺をエビ、もやし、
チャイニーズソーセージなどと一緒に強火で炒めた料理。
強いていうならペナン風の平麺焼きそば、麺はこめ麺を使っているのでもちもちです。
スモーキーな風味としっとりした食感が特徴です。
比較的どこの屋台でも見かける食べ物です。
日本人にとっては少し辛い場合があるので、
辛いのが苦手な方は「ノースパイシー」と注文時にお店の人に伝えましょう!
ミシュランビブグルマン2024に選ばれたお店2つを紹介!
「PENANG ROAD FAMOUS JIN KOR CHAR KUEY TEOW」
こちらのお店は、約40年の歴史があるそうです!
注文を受けてから作るクイティオは、エビ、ハマグリ、
豚ソーセージ、もやしがトッピングされます。
上級編としては、ダックエッグやチリソースを追加してみて!
「Siam Road Char Koay Teow」
昼12時〜夜6時半の半日営業で、
観光客や若いお客さんを中心に長蛇の列ができます。
提供されるのは1品のみ、チャークイティオです。
ちなみに、「チャー」が炒めたという意味で、「クイティアオ」は米麺を指します。
炭火の香ばしい風味が漂う平麺は、味付けが絶妙で、
上質な具材とともに提供され、お好みで辛さを調整することも可能。
アッサムラクサ (Assam Laksa)
ラクサ自体はご当地麺で、地域によって味付けが全く違います!
代表的なラクサとしては、以下のようなものがあります。
ラクサの種類
アッサムラクサ (Assam Laksa):ペナン島が発祥地で、ペナンラクサとも呼ばれます。
特徴: サバのペーストを使用したタマリンド(アッサム)ベースの酸味のあるスープ。辛さと酸味が絶妙なバランスです。
具材: 魚肉、パイナップル、キュウリ、赤玉ねぎ、ミント、チリ。
ニョニャラクサ (Nyonya Laksa):マラッカやシンガポールが主な地域。カレーラクサと似ています。
特徴: 濃厚なココナッツミルクをベースにしたスープで、クリーミーでスパイシーな味わいが特徴。
具材: 鶏肉、エビ、タウポック(豆腐揚げ)、ゆで卵、チリペースト。
カレーラクサ (Curry Laksa):クアラルンプールやシンガポールで一般的。
特徴: ココナッツミルクとカレーの風味が強いスープで、辛くてまろやか。
具材: エビ、鶏肉、フィッシュケーキ、豆腐、もやし、ゆで卵。
サラワクラクサ (Sarawak Laksa):ボルネオ島のサラワク州。
特徴: サラワク州特有のラクサで、スープはエビの出汁が効いたカレー風味のスープで、ココナッツミルクは控えめ。
具材: エビ、鶏肉、もやし、タマゴストリップ(薄焼き卵の細切り)。
それでは、ペナンのアッサムラクサのお店をご紹介します!
どちらもミシュランのビブグルマンに選ばれたお店ですよ。
「Penang Road Famous Laksa」
こちらはラクサのお店で日本人の間でも有名!
イワシのスープに独特の深みと風味を加えたヌードル、
さまざまな調味料とともに提供しています。
ジョージタウンの中心地にあるお店です。
ここのチャークィティアオも美味しいです!(ちょっと辛め!)
「Wan Dao Tou Assam Laksa」
50年前に祖父母から受け継いだレシピに従って、
現在3代目が仕切る有名なラクサのお店だそう!
スープは甘み、酸味、辛さが絶妙なバランスで、
キュウリ、エシャロット、パイナップルが辛さをうまく和らげます。
場所はガーニープラザから徒歩15分ほど、すごくローカルな店構え、
周りには何もないのでgrabで行ってみた方が良いかも。
ホッケンミー (Hokkien Mee)
ペナン島グルメと言えば、、もしかしたら、これが一番試してもらいたいかも!?
なぜなら、クアラルンプールのホッケンミーとペナンのホッケンミーは同じ名前でも全然違うのです!
クアラルンプールのホッケンミーは、
ダークソースを絡めた濃厚で甘辛い太麺、炒めた麺でスープはありません。
一方、ペナンのホッケンミーは、
エビと豚骨をベースにじっくり煮込んだ出汁のスープ麺。
麺はイエローミーとビーフンのミックスが一般的で、少しピリ辛の風味が加わっています。
ミシュランビブグルマンに選ばれ地元にも愛されるお店はこちら!
888 Hokkien Mee
このお店は、30 年にわたって海老スープが凝縮、福建蝦麺を提供。
スープは美しい濃い赤色で、甘くうま味が効いてるそうです!
トッピングは、煮込んだ豚スペアリブやローストポークなど。
同じ名前のお店が他にもあるので、訪れる際は住所をチェックしてくださいね!
888 Hokkien Mee (Lebuh Presgrave)
67-A Lebuh Presgrave, George Town, 10300, Malaysia
https://g.co/kgs/xj48r6Q
デザート編
ストリートフードの後は、デザートも食べたいですね!
チェンドル
クアラルンプールのショッピングモールで見かける「Penang Road Famous TeoChew Chendul」
実は、ペナン発祥でその第一号店がジョージタウンにあります。
パンダンリーフのゼリー、ココナッツミルク、パームシュガー、小豆など。
ここの屋台で食べると既にドリンク状態、汗。でも、いつも行列ができています。
タウフーファ (Tau Fu Fa/豆腐花)
柔らかい豆腐を使った温かいデザートで、甘いシロップがかけていただきます。
イポー名物の1つですが、ペナンでも食べられますよ。
人気のストリートフードエリア
ガーニードライブ(ガーニーエリア)
夜市として有名なエリアで、
屋台がずらりと並びます。
ここでは、チャークイティオやアッサムラクサ、
ペナン風ロジャックなど、多くの地元名物料理を一度に楽しむことができます。
観光客に特に人気のスポットでありながら、
地元の人々も足を運ぶ活気ある場所です。
2024年夏にテレビ番組「鶴瓶に乾杯!」で鶴瓶さんも訪問されてました!
ペナンロード (ジョージタウン)
上記で紹介した4つのお店は、
チャークイティアオ「PENANG ROAD FAMOUS JIN KOR CHAR KUEY TEOW」
アッサムラクサ「Penang Road Famous Laksa」
チェンドル「Penang Road Famous TeoChew Chendul」
タウフーファ「Woong Kee Beancurd」
Lebuh Keng Kwee 通りからJalan Penangまで徒歩で歩けますよ。
チュリアストリート(ジョージタウン)
チュリアストリート(Chulia Street)は、
多国籍な屋台が集まるエリアで、
リーズナブルな価格で本格的な料理を楽しめます。
ペナンのストリートフードを試すにはぴったりの場所です。
夜になると一層賑わいを見せ、地元の人々や観光客で活気があふれます。
ホッケンミーやロティカナイ、サテーなど、
多彩な料理が楽しめるだけでなく、
道端で調理される光景を見るのも一つの楽しみです。
ロングビーチカフェ(バトゥフェリンギエリア)
北部のバトゥフェリンギにホテルに宿泊の場合、
ロングビーチカフェもおすすめです!
フードコートは小さなお店が集まっており、
ペナン島グルメからウエスタン、中華まで、
色々な料理が楽しめますよ!
注文システム
まずは、席を確保しましょう。
席に座ると飲み物のオーダーを取りに来てくれます。
来ない場合は、ドリンクは専用のカウンターで注文します。
ビール、ジュース、ソフトドリンクなどがあります。
食事は、屋台ごとに異なるオーナーなので、好きな屋台に行き直接注文します。
席番号を伝えれば、テーブルまで料理を運んでくれます。
カードはほとんど使えないので、
現金を準備して、各オーナーに食事提供の際にそれぞれ支払いをします。
ロングビーチカフェ
11100 Batu Ferringhi, Penang
https://g.co/kgs/VFLLJdj
まとめ
ペナン島グルメいかがだったでしょうか?
ペナン島の飲食店は、個人経営も多く、
地元民でも同じ食べ物でもそれぞれお気に入りのお店があるそう!
今回ご紹介した以外にも、ペナン名物はまだまだあります。
クティアオスープ、カリーミー、インド系のナシカンダールや、ニョニャクエなど!
ジョージタウンはカフェ文化もあり、たくさんの小さなお店がありますよ。
ぜひ、お気に入りのお店を見つけてみてくださいね!
下記の記事も参考にしてみてくださいね。
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