クアラルンプールの日本人学校の1日を紹介!!

新年度ですね!
入学、就職、引っ越しなど
生活が変わる時期ですね。

そこで今日は
クアラルンプールの日本人学校(通称:JSKL)に
実際に通っているお子さんの1日のスケジュールを一挙公開します!

日本の小学校との違いは?
スクールバスやお弁当などいろいろと気になりますよね。

それでは、小学部高学年の1日のルーティンを見てみましょう!

クアラルンプール小学部(高学年)の1日のルーティン

6:00 起床

身支度や朝食

マレーシアは日が昇るのが日本よりも遅いです。

大体7:30頃に明るくなりますので、
毎日、暗いうちに起床します。

慣れるまで少し大変ですが、
バスの時間もありますので、
何としてでも起きてもらいます(笑)

7:00 バスに乗って登校

スクールバスに乗る

自宅のあるコンドミニアムに7時頃にスクールバスが来ます。
朝の道の混み具合にもよって、
多少のズレはありますが基本的にこの時間になります。

学校到着(7:30~7:40)

学校に到着したら各自教室に移動。
教室に着いたらまずは提出物を提出し、
それからしばし休み時間になります。

8:00 始業

朝読書

基本毎日行われる10分間の朝読書。
漫画以外(学習マンガは可)なら、
好きな本を持参して読めます。

朝の会

朝の会はその日の連絡事項など、
大体サラッとおわります。
朝の会が終わりますと5分休みを挟んで
一時間目が始まります。

一時間目から四時間目(8:35~12:15)

二時間目と三時間目の間に20分の中休みのほか、
10分休みが2回あります。

主な授業は日本と変わりありませんが、
JSKLならではの授業といえばIS(Immersion Swimming)という
マレーシア人のコーチによる英語での水泳の授業が毎週1時間あります。

マレーシアは通年夏ですので、
一年中水泳の授業ができるのがプール好きにはたまらないです。

さらにもうひとつEC(English Communication)という、
外国語の授業とは別に毎週2時間
少人数クラスで英語だけを使う授業があります。

こちらは地元のネイティブスピーカーの
先生と会話をメインとする授業です。

英語を使った会話が苦手とする子が多いのですが、
スキルの近い同級生でクラス分けをしていますので、
助け合いながら学習ができます。

12:20 昼食

昼食

四時間目が終わると昼食の準備をします。
JSKLは給食がありませんのでお弁当になります。
お弁当持参のほかに買うこともできます。

日本人運営のカフェから
パンやお弁当を買うこともできます。

お弁当を作れない日はそちらを事前注文をし、
お昼ごはんの時間に学校まで持ってきてくれますので、
昼食のとき子供が取りに行きます。
お支払いはお弁当受け取るときにします。

昼休み

12:40から30分間昼休みになります。
お弁当を食べ終わってない子はお弁当を食べ続けてもよし、
お友達と遊びたい子は遊んでもよしと自由に過ごせます。

しかしコロナ禍以降、
体育館やグラウンドを使う学年で日替わりに分けていますので、
思いっきり遊びたい人も先生の指示に従わなければいけません。

13:10 午後の授業開始

五時間目から六時間目(13:10~14:50)

10分休みをはさみながら五時間目から六時間目になります。
六時間目が終わりますと帰りの準備(約10分)をして、
帰りの会(10~15分)行われます。

帰りの会は主に次の日に必要な準備やスケジュールを
先生や係などからの連絡事項です。
日によってはすぐ終わるときもあります。

15:15 放課後

放課後

放課後は帰りのバスに乗るまでの自由時間です。
こちらもコロナ以降は教室で過ごすスタイルになりました。

子供たちは宿題をしたり、
友だちと教室内でお喋りをしたりして過ごします。

帰りのバス出発(16:00)

出発の約10分前にバス停に移動して、
それぞれ自分のバスに乗って下校します。

ここまでが通常の1日の流れになります!

続いて、クラブ活動がある日と委員会がある日の流れを
説明したいと思います。

クラブ活動ある日のルーティン

クラブ活動に参加できるのは4年生から6年生になります。
頻度は月に1~2回です。
登校から五時間目までは同じ流れで、
六時間目から変わります。

 帰りの会(14:05)

クラブ活動がある日は先に帰りの会をします。
内容は通常時と同じく帰りの準備なども済まして
教室で次の日に必要な連絡事項をします。

クラブ活動開始(14:25)

荷物を持って各クラブ活動の場所へ移動してクラブ活動をします。
今JSKLにあるクラブ活動は、サッカー、バトミントン、ダンス、室内球技、科学、芸術、料理です。

年度によって変わったりもしますので、
今はなくても新しく加わる物もあります。

クラブ活動終了(15:10~15:15)

クラブ活動が終わりますとそのまま放課後になります。

バスの出発時間までクラブ活動の場所で自由に過ごします。
普段と違って同じクラブの友だちと過ごしますので、
おしゃべりが弾みそう- ̗̀(˶’ᵕ’˶) ̖́-

帰りのバス出発(16:00)

出発の約10分前にバス停に移動して、
自分のバスに乗って下校します。

クラブ活動のある日の1日の流れはこんな感じです。

普段との大きな違いは帰りの会を先に終わらせて、
クラブ活動が終わったらそのまま放課後に突入することです。
教室に忘れ物とかしないよう気をつけて欲しいです(切実)

委員会ある日のルーティン

月に一度の頻度で委員会の日があります。
委員会は5年生と6年生が参加します。

委員会のある日も朝から五時間目までは通常通りで、
六時間目から変わります。

委員会(14:05~14:50)

JSKLの委員会はラジャブルック会(生徒会)、
JSKL向上委員会、保健委員会、体育委員会、
国際理解委員会、情報放送委員会、図書委員会があります。

委員会が終わりましたらすぐ各自の教室に戻ります。

帰りの会(15:00)

みんなが教室に戻ったら帰りの会です。
内容は通常と同じく次の日に関する連絡事項などをし、
大体10分ほどで終わります。

放課後(15:10)

みんな大好きな放課後です。
こちらも通常時と大きな違いはなく、
帰りのバスが出発するまで各々が自由に過ごします。

帰りのバス出発(16:00)

出発の約10分前にバス停に移動し、
自分のバスに乗って下校。

ここまでが委員会のある日の流れになります。
委員会の名前がカッコイイ物が多いのが印象的ですね。

委員会自体大きく変わることはほとんどありませんが、
合併したりすることがたまーにあります。
必要に応じて変化できるのはJSKLらしいです。

日本人学校だけど日本の小学校と違う点

ここまで学校での1日のルーティンを見てきましたが、
日本の学校では毎日しているけれど、
JSKLのルーティンにはまだ登場していない事があります。

それは掃除です!

日本の学校では毎日給食のあとにやっている掃除ですが、
JSKLですと週に2回帰りの会の前に10分ほどになります。

これもコロナ以降変わったことのひとつで、
コロナの前は昼休みと五時間目までの間にやっていました。

個人的に自分達が使っている学校を掃除することは賛成ですので、
いつかまた毎日掃除できる日が戻ってくるといいなと思っています。

子供だけで登下校は禁止

そして登下校時の送迎について、
日本は自力で登下校をしますが、
マレーシアでは治安上の問題で
徒歩での登下校を禁止しています。

基本的にスクールバスか自主送迎になります。

自主送迎の場合7:40頃までに登校し、
15:30以降下校になります。

さらに塾に通っているお子さんやサッカーなどの
習い事をしているお子さんは、
習い事先の送迎バスで下校します。

このシステムも日本とは違いますので、
マレーシアならではの下校方法だと思います。

さらに、さらに、、

課外活動は少なめ

JSKLと日本の公立校の違うところといえば
課外活動の種類とです。

日本の学校と比べますとJSKLは
クラブ活動や部活の時間は少ないです。

しかし夏休みには、カンポン(田舎)ホームステイや
マレーシアにある日本人墓地の清掃など、
日本の学校にはない活動もあります。

カンポンホームステイと日本人墓地清掃は
どちらも5年生から希望者のみの参加になります。

カンポンホームステイは2泊3日のホームステイを通して、
マレーシアの方の生活や文化を体験できます。

日本人墓地清掃はマレーシアと日本の架け橋となった故人たちの
お墓参りと掃除をします。

マレーシアにいますとお墓参りする機会がありませんので、
とても大切な活動だと感じています。

帰宅後のルーティン

話がそれましたが、
本題の1日のルーティンに戻しますね。

帰宅(16:30)

道の混み具合によって多少前後することもありますが、
帰りのバスの出発時間は毎日同じなので、
だいたいこのくらいの時間に帰ってきます。

過去にラマダン(断食月)による大渋滞にハマり、
約1時間半遅れで帰ってきたこともありますので、
バスに乗る前はおトイレを済ますことをおすすめします。

おやつ、宿題など(16:40)

お家に帰ってきますと高確率でお腹すいていますので、
おやつや軽食を食べてから宿題をします。

放課後中に終わらせてくる日は次の日の準備ができましたら
自由時間に入りますので親も子も気が楽です♪

自由時間(18:00〜19:20)

宿題や次の日の準備が終わりましたら自由時間!!

ゲームをしたり、
コンド内の友達とコンド内の公園で遊んだりと、
その日の気分で好きなように過ごします。

マレーシアは夕方のチャイムがありませんので、
公園で遊ぶときは、
暗くなる前に帰ってくるようになっています。

日が出るのが遅い分暗くなるのも遅いので、
19時過ぎた時間には帰ってきます。

19:30~ お風呂や夕食

公園から帰ってきましたらお風呂や夜ごはんになります。

母親としてはある意味ここからが勝負(笑)

だらだらしがちなところ、
いかにチャチャッとできるか日々戦いです!!

22:00 就寝

次の日6時起きですので、
遅くてもこれくらいには布団に入ってもらいます。

これで長い一日が終わります。みなさん、お疲れ様でした!

まとめ

JSKLに入学するとき、
給食がないことを聞いたときは、
毎日お弁当作らないといけないのか!!と
かなり気が滅入っていましたが、
慣れてしまえばそこまで辛いことではなくなります。

買い弁もありますので、
親子共々気分転換になってなかなかいいです♪

強いて気になるを上げるとすれば、
給食がありませんのでマレーシア歴が長く、
JSKLで小中学校を卒業して本帰国する子は、
給食を全く知らないままになります。

私は給食が大好きだったので勝手に残念だなと思ってしまいます。

さらに基本的な授業内容は日本と大差ありませんが、
季節の草花や旬のもの、
日本の風景の描写やメダカを使った授業など、
教科書で習っても体感する事ができないものがあります。

そういうとき子供から質問されると正直少し戸惑ってしまいます。

逆にマレーシアにいるからこそできる授業もありますので、
どっちがいいとかではなく、
今しかできない貴重な体験をしているのかなと
感じることもあります。

関連記事

  1. トイレ コタキナバル

    コタキナバル行く前に知っておくべきトイレ事情| 日本とは勝手が違う

  2. 文化と言語の融合:大人のためのマレーシア語学留学ガイド

  3. 留学・社会人経験ゼロ!コロナ禍での新卒海外就職レポ!

  4. クアラルンプール 穴場スポット グルメ

    クアラルンプールグルメ穴場スポット15選!地元人が行くレア場所とは

  5. マレーシアのペット事情 | おすすめ動物病院や輸出入手続きなど

  6. クアラルンプールのデートスポット5選!カップルで楽しめる人気スポット