みなさんもご存知の通り、マレー系・インド系・中華系の三大民族を中心に、たくさんの民族や宗教が融合しているマレーシア。
その中でも2番目の人口を誇る中華系の人々に愛され、食べ続けられているのが、チキンライスなんです。
特にクアラルンプールには沢山のチキンライス店があり、食べるお店によってライスやソースの味付け、値段設定も様々。
その為、滞在中は1つのお店だけではなく、複数のお店でチキンライス巡りをするのもオススメです!
しかし!!問題なのはお店選び。
チキンライスと検索するとお店がたくさんありすぎて選べない…そんな方も中にはいるのではないでしょうか?
そこで、今回はガイドブックに載っている定番のチキンライス店だけではなく、ローカルの人々が通うお店から、リアルタイムで人気沸騰中のお店まで、幅広く紹介していきたいと思います。
それでは、早速みていきましょう!
目次
南香飯店(Nam Heong Chicken Rice)
まず始めにご紹介したいのが、観光地としても有名なチャイナタウンにある南香飯店です!
このお店は非常に有名なので、ご存じの方も多いはず。
場所は少しチャイナタウンのメイン通りから離れますが、それでも歩いて10分かからないくらいです。
お店の窓にはたくさんの蒸されたチキン達がぶら下げられており、見てすぐにここだ!と分かります!
私がいつも土日に行っているのですが、行く日はいつもお昼前から中華系のお客さんで溢れており、殆どの方がチキンライスを注文しています。
ガイドブックにも載っているのでたまに日本人の方も見ますが、客層としては8対2で中華系の方が多いです。
つまりそれだけ、ここのチキンライスは本場の味かつ美味しいということですよね!
実際に、こちらのチキンライスは非常に食べやすく、鶏のダシで炊かれた味付きのライスがまずおいしいです!
またチキンの方もプリッと絶妙な焼き加減で、お店に置かれた醤油や薬味をかけるとライスとの相性も抜群。
考え抜かれたチキンとライスのコンビネーションです…。
観光地なのでお値段はお高めかと思いきや、1つ約12MYR(日本円で約316円)位なので、お手頃です!!
骨が多いチキンに当たった場合のみ、食べるのに少々苦労しますので、注意してくださいね!
もしどの部位が食べたいという強い希望がある場合には、頑張って店員さんにお願いしてみましょう。
ちなみに私の旦那さんは、レッグ!(モモ肉のつもり)と言って見事交渉成立していました。
※12月19日時点でのレート(1MYR=26.37)で計算しています。
住所:56, Jalan Sultan, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
クアラルンプール市内(Suria klcc)からGrabで約20分、最寄りのLRT Pasar seni駅からは歩いて約7分程とアクセスも抜群です。
新馳名鶏飯(Nasi Ayam Hainan)
続いてご紹介するのは、ローカルにも観光客にも人気のお店、新馳名鶏飯です。
1番の特徴は繁華街ブキビッタンから徒歩で行けるアクセスの良さ。
近くにはパビリオンやアロー通りなど、クアラルンプールの観光どころが連なります。
お店自体はそんなに広くはありませんが、ローカル感の味わえる雰囲気で、外のテーブルでは地元の方々がお喋りしながらチキンライスを食べている光景を見ることができます。
正に、その国に馴染んだ食事を楽しめますよ!
また、肝心のチキンライスは見た目が少し茶色っぽいので、味が濃いそう…と最初は思うかもしれませんが、食べてみると意外とあっさりです。
また鶏肉の部位(胸肉、モモ肉、足の部分…などなど)は注文の際に選べるので、メニューをしっかりチェックしてくださいね!
チキンにかけるソースの作り方も、店員さんが丁寧に教えてくれますよ!
住所:50, Jalan Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur.
ブキビッタンの中心地から徒歩5分、クアラルンプールの中心地からもGrabで約20分程です。
1977イポー・チキンライス (1977 Ipoh Chicken Rice)
ここまで紹介してきた2店は、ガイドブックに載っていることも多く、観光客の方も多いのですが、この1977イポー・チキンライス店は、マレーシア中のチキンライス好きが集うローカル中心のお店となります。
実は、チキンライスの名産地・本場と言われているのは、クアラルンプールではなく、その北にある第3の都市イポー!
柔らかいお肉とマレーシア1おいしいと言われる付け合わせのもやしが、マレーシア人にチキンライスといえばイポーと言わしめているとかいないとか…
とにかく、イポーはクアラルンプールから多くのローカル子がチキンライスを食べるだけに訪れるようなとっても有名な街ということなんです。
そして、紹介する1977イポー・チキンライス店は、本場イポーから取り寄せた鶏肉だけを使っています!
そんな自慢のイポー産肉はジューシーで柔らかく、ソースも濃厚。
観光で行くには少し距離があるイポーなので、是非、クアラルンプールでローカル子もうなるチキンライスを、食べてみて下さいね!
住所: 107, Jalan Gasing, Seksyen 10, 46000 Petaling Jaya, Selangor
クアラルンプールの中心地からGrabで約30分程。日本円で約350円〜530円(13MYR〜20MYR)で行けちゃうので、乗り換えのある電車よりもGrabをオススメします。
チキンライス(chicken rice)
さて、マレーシアのチキンライスには、実は2つの種類があります。
1つはスチーム(蒸した)したチキンをトッピングしたもの、そしてもう1つはこんがり焼いたバーベキュー風のチキンを使ったものです。
ここで紹介するチキンライス店(Suria klccフードコート内にあるチキンライスのお店)で食べられるのは、バーベキューチキンを使ったこんがり美味しいチキンライスです!
フードコートの一角にあるため、ローカル感の強いお店が苦手な方でも安心して楽しめるほか、場所もSuria klccモール内の為、アクセス良好です!
味の評判も良く、生姜の効いたライスにバーベキューソースたっぷりのチキンの相性が抜群です!
日本人でも食べやすい味付けになっているので、海外初心者の方やあまりローカルの食べ物が食べられない方にもオススメです。
住所: 241, Suria KLCC, Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
お店があるのは4階アンパンモールにあるラサフードアリーナフードコートです。2階にもフードコートとがあるので、お間違えなく!
レストラン・ザ・シャングリラ・ブリックフィールド (Restaurant the SHANGRI-LA Brickfield)
次にオススメするのは、年中ローカル子に大人気のレストラン・ザ・シャングリラ・ブリックフィールドという、屋台街(マレーシアでは屋台が集まったお店をホーカーと呼んでいます)の中にある、チキンライス専門店(黄色い看板が目印)です。
※屋台街(ホーカー)の一角のため、個別の店名は書いてありませんが、看板には大きくチキンライス!と書いてあるので迷いません。
このお店の特徴は、まずサフランの効いた黄色いライス。
割とパサパサしたお米をチキンライスに使うお店が多いのですが、こちらではどちらかというとモチモチしたお米を使っています。
また、チキンはバーベキュー風なのですが、噛むとスチーム?!と思ってしまうほど柔らかく食べやすいです。
トッピングには珍しいネギやレモンをかけながら、本場の雰囲気と味を楽しんでください!(ちなみに、ネギがそこまで浸透していないマレーシアで、ネギがトッピングに出てくることは非常に珍しいです…私もこのお店で初めて見ました)
住所: 21, 19, Jalan Thambipillay, Brickfields, 50470 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
揚げバナナ屋さんが目印です。このお店のすぐ裏にホーカーのチキンライス屋さんもあります。
行き方は主に2通りあり、1つはタクシーで行く(Suria klccから約20分)、またはLRTでKL Sentral駅まで移動して、そこから徒歩で10分ほど歩くことになります。もちろんGrabでもOKです!
パパリッチ(PappaRich)
最後に、皆さんにおまけとして紹介したいのが、マレーシア内に19店舗を展開するパパリッチ(PappaRich)です。
この記事を見ている方の中には、ローカルな雰囲気が苦手な方やもう少し気軽にチキンライスを楽しみたいという方がいることも想定し、マレーシアのファミリーレストラン的お店をご紹介!
パパリッチはこれまでオススメしてきたお店と比べローカル感はぐっと無くなり、お店の内装はモダンでおしゃれな雰囲気に統一されています。
その為、客層も幅広くあらゆる国籍の方が訪れています!
店舗の多くは、巨大ショッピングモールの中にあり、海外初心者や衛生面が気になる方にはぴったりのお店です。
また、マレーシア料理を網羅すると言われるPappaRichですので、チキンライス意外にもナシレマやナシゴレンなどなど、マレーシアを代表する他メニューも一緒に楽しめます!
家族連れや大人数の方は、一気にマレーシア名物を楽しめるのでオススメです。
ちなみに、こちらのチキンライスはライスとチキンが別々に盛り付けられており、セットで付いてくるもやしナムルやソースまでも上品に運ばれてきます(インスタ映えする事間違えなし!)
お値段は約15MYR〜(日本円で395 円〜)と、他のお店のチキンライスと比べ高くなりますが、カフェよりもしっかり食べられ、また落ち着いた空間で食事できる場所代だと思うと、高くはありません!
是非、余裕があれば訪れてみて下さいね。
住所:31-G, Jalan Damai Niaga, Alam Damai Cheras, 56000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan, Malaysia
スリアKlccからGrabで約20分、混んでる時でも30分程で着きます。また、観光名所であるパビリオンの地下にもありますよ!
まとめ
アラルンプール名物といえばのチキンライス。
だからこそ、ガイドブックに載っているお店はとっても多くて、どこに行くべきか迷ってしまいますよね。
今回紹介した5つそして最後のおまけのお店は、ローカルな雰囲気を楽しめるお店から、海外旅行初心者まで、幅広い人が楽しめるお店をピックアップしてみています。
自分の好みや旅のスタイルに合わせて、是非お気に入りのお店を見つけて下さいね!
読んでくれてテレマカシ(マレーシア語のありがとう)でした!