日本よりハイテク!?マレーシアデジタルワクチン証明書から、電子決済まで | 生活はスマホひとつで完結!!

マレーシアと聞くと、
皆さんはどんなイメージがありますか?

日本と比べるとインフラが整ってなかったり、
不便で日本より遅れているイメージを
思い浮かべる人が多いかと思います。

しかし!マレーシアに住んでみると
日本より便利で進んでいるところもいっぱいありますよ!

今日は、マレーシアの必須アプリとなった「マイセジャテラ」、
誰でも気軽に作れる外貨のデビットカード、
買い物代行アプリ、非接触荷物受け取りサービスまで、

盛りだくさんでご紹介します!

マレーシア必須アプリ「マイセジャテラ」

マイセジャテラ(MySejahtera)は、
2020年新型コロナウイルスが猛威を振るい出した頃
政府管理下で運用を開始したアプリです。

今となっては、外出の際には必須アプリとなっており、
マレーシアに滞在するほぼ全員がインストールされているかと思います。

このアプリの凄いところは、

① 自宅付近の感染者数を調べることができる
② 訪れたお店の2週間分の履歴を記録
③ ワクチン接種の予約やスケジュールを管理
④ デジタルワクチン証明書の発行
⑤ PCR検査結果の管理

この5つの機能について、詳しく解説していきたいと思います。

自宅付近の感染者数を調べる

アプリ内にあるHotspot Tracker を使い、
自宅付近など調べたい場所を入力すると、
過去14日間の感染者数が表示されます。

これは意外と便利で、
感染者が多かったときに、
自宅周辺や買い出し先の感染者数を調べて、

外出を控えようとか、
行き先を変更しようなど、
感染者数の多い地域を避けることができました。

生活必需品の買い出しはどうしても欠かせなかったので、
少しでも安心安全な場所を選んで外出していました。

訪れたお店の2週間分の履歴を記録

マレーシアでは、
お店入店時やタクシーに乗るときなど、
そのお店やタクシーのマイセジャテラのQRコードを
スキャンする必要があります。

スキャンすると自動的にアプリ内に記録が残ります。

万が一訪れたお店で感染者が出た場合、
アプリを通じて

「念のため10日間の自宅隔離をしてください」

などとお知らせが来ます。

さらに自宅隔離が必要な人や感染者は、
アプリに表示されるので、

お店やモールのセキュリティチェックの際に、
入店を断られます。

アプリをダウンロードしていない人はそもそもモールなどの
大きな施設は入店ができません。

この機能はしっかりと感染者の追跡や
接触者の追跡が出来ていますので、
個人的には安心材料のひとつとなっています。

ワクチン接種の予約やスケジュールを管理

マレーシアではワクチン接種が始まった当初から、
このアプリを通じて予約することになっていました。

アプリ登録時に名前、連絡先、
パスポート番号などを入力していますので、
ワクチン接種が完了するとアプリ上で情報が更新され、
帰国の際も、デジタルワクチン証明書として有効です。

筆者は、2021年2月末と比較的早めに登録はできたのですが、
1回目の接種できたのは2021年8月中旬でした。

順番がまわってきますと、
アプリのワクチンに関するページに
接種場所と日時が表示されます。

問題がなければ確認ボタンを押すと確定され、
あとは予約した日に接種しに行くだけです。

1回目が終わると、
自動的に2回目の予定がアプリに表示され、
改めて何かをする煩わしさもありません。

これは本当に便利でした。

順番がくるまでほぼ毎日アプリを開いてチェックをしていましたが、
一旦順番がきますとあとは勝手にスケジュールを組んでくれますので
とても有難かったです。

ちなみに、ワクチン接種は外国人でも無料でした。

デジタルワクチン証明書の発行

2回目の接種が終わって14日が経過しますと、
このようなデジタルワクチン証明書がアプリに表示されます。

マレーシアは現在ワクチン2回接種を終えた人のみが
店内で食事をしたり、
国内旅行をしたりすることができます。

行く先々で接種証明を提示しないといけないので、
アプリにこの証明書が入っているのは
とてもとても便利です。

PCR検査結果の管理

海外からマレーシアに入国の際、
KLIA空港や隔離中のPCR検査や、
プライベートで病院でPCR検査をした場合の、
検査結果がアプリに表示されます。

これを知ったときは本当に驚きでした。

書類だけですと、
持ち歩くのにすごく不便ですが、
携帯アプリで保管できるので、
無くす心配もなくなりとても便利な機能です。

ホットスポットやワクチン接種予約、
デジタルワクチン証明書やPCR検査の結果等、
全てがこのひとつに集約されているので非常に便利なアプリです。

さらにマイセジャテラは今も進化し続けており、
最近ではワクチン証明書のプリントアウトが
できる機能が増えました。

ますます生活に不可欠なアプリになっています。

 

日本より進んでいる!?マレーシアの電子決済!!

意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
マレーシアでもキャッシュレス化が急速に進んでいます。

数年前から電子決済は少しずつ普及し始めていましたが、
コロナの影響で紙幣の取り扱いが敬遠され
電子決済の利用者が増えてきました。

タッチアンドゴー (Touch’nGo)

こちらもマレーシアにいる人
全員が1人1枚は持っていると言っても過言ではない
交通系のICカードです。

これ1枚あれば、
バス、電車だけでなく
高速料金、駐車料金の支払いもできます!

日本のETCカードは、
専用の機械を車に取り付けたり、
カードの申し込みをしないといけないのですが、
タッチアンドゴーはそんな面倒な作業はいりません。

カードを購入もしくはポイントカードなどに機能が搭載、
カードにお金をチャージするだけで使えます。

カードの購入やチャージは駅やコンビニ、
ガソリンスタンド、
ショッピングモールなどに入っている
Touch’nGo 端末機などからできます。

購入時に一緒にチャージにするとすぐに使えます。

細かいお金を用意したり、
精算機に並んだりする必要がなくなります。

タッチアンドゴーのICカードは、
1枚あるといろんなことがスムーズになります。

タッチアンドゴー イーウォレット (Touch’nGo e-Wallet)

こちらは名前の通り、
Touch’nGoが提供している
キャッシュレス決済サービスです。

タッチアンドゴーには28万以上の加盟店があります。
その加盟店で使えるキャッシュレス決済です。

アプリをスマホにインストールして登録するのみ。
チャージ方法は、ネットバンキングかクレジットから選べます。

こちらのアプリの凄いところは、
インターネット料金(Unifi)や光熱費のお支払いができることです。

事前登録などの必要はなく、
Eウォレット内の残高からお支払いができます。


Touch’nGo eWalletに加盟されている水道会社と電気会社になります。

TENAGA NASIONALが入っていないのが残念ですが、
インターネット料金と水道代のお支払いができるだけでも
だいぶ助かります。

コンビニなども加盟店ですので、ちょっとした支払いにもめちゃくちゃ楽です。

ビッグペイ (Big Pay)

こちらは、エアアジアが提供している
大注目のデビットカードです。

こちらはアプリ経由でデビットカードを申請、
アプリと連動して利用するサービスです。

海外で外貨のクレジットカードやデビットカードを作ろうとすると
審査が厳しく、時間もかかり非常に大変ですよね。
こちらは、手間知らずなデビットカードです。

アプリをインストールして、
アプリからカードの申請を行います。
申請には本人確認などの手順がありますが、
すべてアプリからできますので数分でできます。

申請後、約1週間でカードが届きます。

チャージ方法はクレジットカード、
ネットバンキングとセブンイレブンから選べます。

デビットカードの使い方はクレジットカードと同じです。
お店にある端末にピッとするだけでお支払い完了です。
コンビニから大手スーパーまで、どこのお店でも使えます。

ただ、クレジットカードとの大きな違いは、
お支払いしたその場でアカウントからお金を引かれることです。

クレジットカードは1ヶ月使った金額をまとめて月末に請求されますが、
デビットカードはその場で引かれますので、アカウントに残高がなければ使えません。

そのおかげで使い過ぎる心配もありません。

 

そしてBig Payの1番のすごいポイントは、
アプリからカードを即座に利用停止にできることです!

これはホントに!とっても!すごく素晴らしい機能です。

万が一、カードを落としてしまったり、
盗難にあった場合など、
自分のアプリからすぐ凍結ができます。

カードを無くしてしまったとき、
1秒でもはやくカードの利用停止をしたいですよね!

それなのにカード会社に電話したり、
繋がるまでの時間がもどかしかったりと
止めるまでに時間がかかっていましたが、
Big Payの場合すぐ止められます!

もちろん凍結を解除するのもアプリからできます。

Big Payのデビットカードは、
アプリで何に使ったのかも確認できるので、
家計簿代わりにもなります。

グラブ ペイ(Grab Pay)

こちらはマレーシアで1番大手な配車アプリGrabが提供している
キャッシュレス決済サービスです。

3000を超える加盟店で使用できるほか、
GrabFoodとGrabExpressとも連動していますので、
出前や荷物を送るときにも使えます。

もちろんGrabの配車サービスにも使えます。

こちらも登録は簡単で、
Grabをインストール後に、
アプリ内でGrab Payを登録します。

チャージ方法はクレジットカード、
ネットバンキングやMaybankの口座等からできます。

Grab Payはインターネット会社TIMEの支払いが可能です。

日常的に利用しているサービスの支払いが
携帯電話からできるのはやっぱり強いです。

このほかにも、マレーシアでは、BoostやWechatpay、Alipay等、電子決済の種類がたくさんあります!

レストランからの出前だけじゃない!食材や日用品も届けるアプリ

次に紹介したいのは買い物代行アプリです。

日本の買い物代行とはまたちょっと違い、
気軽に利用しやすいものばかりです。

パンダマート (pandamart)

こちらは日本でもおなじみのfoodpandaが提供している
お買い物代行サービスです。

foodpandaに登録してあれば利用できます。
foodpandaが提携しているスーパーマーケットから
注文した品物を配達してくれます。

お支払い方法はクレジットカード、デビットカード、
ネットバンキング、現金などがあります。

自宅とマーケットの距離や混み具合にもよりますが、
注文して30分~1時間以内に届けてくれますので、
ちょっとした買い忘れや
急に必要になったときなどに使うとめちゃくちゃ便利です。

ハッピーフレッシュ (HappyFresh)

こちらはマレーシア、タイ、インドネシアでも利用されている
スーパーマーケットでの買い物に特化したアプリです。

登録した住所の近くのスーパーから
お買い物をして来てくれます。

好きなお店で欲しい物を注文できますので
まとめ買いなどに便利です。

アプリをインストールして登録しますと
お買い物できるスーパーなどが表示されます。

好きなお店を選び
欲しい商品を注文するだけで、
お家にいながらお買い物ができちゃいます。

アプリで見る商品ラインナップも
ほぼお店に並んでいるものと同じで品数豊富です。

お支払い方法はクレジット、デビットカード、
現金の中から選べます。

配達時間によって配達料は変わりますが、
よっぽど混んでなければその日のうちに来てくれます。

欲しいものが欠品していることもありますが、
お米やお水などの重い物を買うときに助かります。

何より配送料があまり掛からずに、注文してからすぐ届けてもらえるので、
気軽に利用しやすいです。

日本にはない?マレーシアならではのアプリサービス

最後に紹介したいのは、
マレーシアの生活に合った、
日本にもあったら便利なサービスです。

ララムーブ(LALA MOVE)

ララムーブは、バイクから大型トラックまで、
用途に合わせて車とドライバーさんをチャーターしてくれるアプリです。

オフィスからオフィスへ書類を届けたり、
フリマ掲示板等で購入したものを運んだり、
さらには、引越しの時に大活躍に便利。

マレーシアでお部屋を借りる場合、
日本と違ってTVや洗濯機、冷蔵庫、
ベットや家具が付いていますので、
引越しをするときは大きなものはほとんどありません。

そんな時は、ララムーブが便利です。

予約方法はアプリから出発地と目的地、日時を入力しますと
予定の合うドライバーさんがヒットします。

バンなどの車を選択すると、ドライバーに追加でヘルパーが必要かなども選択できます。
お支払い方法はクレジットか現金になります。

こちらのアプリはあくまでも配送のみのサービスですので、
梱包などのお手伝いはありません。

日本で引っ越しとなると、
かなり高額になってしまうイメージですが、
引っ越し代が安くなるのはとてもありがたいですね。

パーセル365(Parcel 365)

こちらは24時間年中無休の
書類や小包の無人受け取りサービスです。

Poslaju、FedexやDHL、
通販サイトLazadaなどと提携していますので、
外出していても荷物を受け取ることができます。

こちらもアプリをインストールして登録をしますと、
提携している会社からお荷物が届きますと、
受取人の近くのParcel365のロッカーに入れてくれます。

業者さんがロッカーに荷物を入れたあと、
お知らせメールがきます。

バーコードが添付されてきますので、
荷物受け取り時にロッカーにピッとして
PINナンバーを入力すれば
荷物を受け取ることができます。

マレーシアでは日中不在で荷物が受け取れなかったり、
配達員と接触する必要もないということで、
今後ロッカー設置場所もますます増えていくようです!

まとめ

1番最初に紹介しましたMySejahteraは、
本気で日本にもあったらいいなと思うアプリです。

はじめはいろいろと拘束があって
ちょっとどうかなと思っていましたが、
使ってみるとちゃんと管理されていますので、

コロナがまだまだ落ち着かない今だからこそ
必要なアプリだと思います。

今回紹介したアプリのほかにも
マレーシアの便利なところはあります。

日本からみたらまだ発展途上なところもありますが、
その分柔軟さがあって、
いろんなことに対応していけます。

ぜひ一度マレーシアのよさを体験してみていただけたら嬉しいです!

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