マレーシア・ペナン島へ母子留学が増えている?

こんにちは!KLコンシェルジュです😊

今日はマレーシア・ペナン島の母子留学について
ご紹介したいと思います!

ペナン基本情報

ペナン島は、マレーシアの北西に位置しており、
地図上ではクアラルンプールの左上、
ランカウイ島の少し下にあります。

概要

✈️クアラルンプールからは、飛行機で約1時間。
👨‍👩‍👧ペナン島の人口:約79万人(2020年)
🗾ペナン島面積:約295㎢

シンガポール(約734㎢)の40%ほどの面積、
東京23区(約622㎢)と比べても47%の大きさになります。

ペナン島は観光地として有名ですが、
電気・電子産業の外資製造業を誘致、
半導体など日系企業も昔から進出している地域でもあります。

マレーシアのリゾート地「ペナン島」と聞くと
南国のリゾートアイランドをイメージされるかと思いますが、

リゾート地が広がる一方、
島内は車やバイク、高層ビルやマンションも立ち並び、
初めて訪れる方は、
中小都市であることに驚くでしょう。

交通

日本 – ペナン間

現在、日本からの直行便がないため、
経由する形になります。

主な経由地は以下の通りです。

クアラルンプール経由
航空会社:マレーシア航空、エアアジア、バティックエア(マリンドエア)、ANA、JALなど

シンガポール(チャンギ)経由
航空会社:シンガポール航空、スクートなど

タイ(バンコク)経由
航空会社:タイ航空など

クアラルンプール – ペナン間

クアラルンプールから
ペナン島へはいくつか交通手段があります。

1、国内線フライト
一般的なのは、国内線のフライトになります。
国際線で日本からクアラルンプール到着の場合、
国内線移動はKLIA(クアラルンプール国際空港)が便利です。

クアラルンプールのスバンジャヤというエリアから
マレーシア国内線が発着しておりますが、
国際線からの乗り継ぎには不向きですのでご注意を。

クアラルンプールからペナン島は約1時間の飛行時間です。
航空券は5千円〜1万円程。

2、高速バス
陸路の場合は、
走行距離約350km、
高速バスでクアラルンプール間を運行しております。
渋滞がなければ大体5時間程、運賃約1,000円。

3、自走(レンタカーなど)
ローカルマレーシア人に聞くと、最速3時間半で到着するそうですが、
休憩なしで飛ばしたら、それくらいで到着できるでしょうか^^;

途中、休憩しながら安全運転を。

4、マレー鉄道

交通手段としては、
マレー鉄道もあります。

のんびり車窓を眺めながらマレーシア横断、、
鉄道の旅は、また別の楽しみもありそうですね。

車内は意外と綺麗で快適のようですよ。

ペナン島の住民構成

ペナン島は華人の割合が高いと言われております。
続いて、マレー系、インド系住民と続きます。

街を歩いていても華人が多い印象ですが、
マレーシア人(中華系、マレー系、インド系)の他に、
世界中からの観光客や駐在員、
MM2Hで移住のリタイアメント層、
教育移住されているファミリー層など。

マレーシアにいるアジア系の子供たちは、
バイリンガルやマルチリンガルで色々な言葉を操り、
肌の色は褐色に焼けている子も多く、
子供たちだけで遊んでる姿は、外見だけではあまり区別がつきません。

母子留学では、教育熱心な韓国、日本、中国の母子留学が多いようです。

その他、インターナショナルスクールに勤務する欧米系の先生も多いですので、
そのファミリーやノマドビザでの家族移住、

中にはワールドスクーラーと呼ばれる、
親子で旅しながら、
様々なことを体験させて学びにつなげる
欧米系ファミリーもいるようです。

マレーシア母子留学の背景

以前はMM2Hビザが人気

マレーシアといえば10年ほど前までは、
第2の人生をエンジョイするリタイアメントビザ(通称:MM2Hビザ)が人気でした。

今と比べると比較的取得しやすい条件で、
資金と時間に余裕のあるシニア層に人気で、
マレーシアは日本でも住みたい国No.1として連続10数年選ばれております。

2020年秋頃にMM2Hビザの条件が一気に引き上がり、申請数が減少。

現在(2024年5月現在)は、申請が一時ストップされ、
最終的な緩和された条件が発表されることを待ち望んでいる状況です。

マレーシア教育移住の背景

マレーシアへ移住をされた方にお聞きすると、
最初は2011年の東日本大震災をきっかけにされている方も多かったようです。

MM2Hビザですと家族移住が実現できて、
当初よりお子さんの就学先も比較的選択肢があり、英語で学ぶことができます。

肌感覚ですが、2015-2016年頃より、
マレーシアへの低学年留学に徐々に注目が集まり始めたように思います。

母子留学ですと
ビザ取得が容易で、

お子さんが小学校に上がる年齢ですと、
お子さんが学生ビザを取得でき、
親御さん1名が保護者ビザで滞在できるという
認識が徐々に広がっていった形でしょうか。

(現在3歳〜学生ビザが取得できるインターナショナルスクールも有)

今はマレーシアは教育移住を第一目的として、
母子留学されるケースが主流となり、

お父様も含めたご家族で移住を検討される場合は、
MM2Hビザ、起業、現地就職されるパターンがあります。

アクセスの良さや生活利便性

マレーシアを始め東南アジアは、
日本や韓国など東アジアからのアクセスがよく、

一年中常夏(成長期の子供の冬服も不要)、
カタコトの英語でも通じる生活環境、
親子移住をしても生活しやすいリビングコスト、

多民族国家ならではの文化やいろいろな人種に触れ合える、
欧米に比べると学費と生活費が抑えられる、
アジア人差別や銃社会など不要な心配が少ない、、など。

母子での留学に好条件だと思います。

豊富なカリキュラム

マレーシアのインターナショナルスクールは、
現在約180校ほどあるそうです。

中には、イギリスの名門校の分校として
マレーシアに設立されたり、

イギリス(ケンブリッジカリキュラム)に限らず、
アメリカカリキュラム、
カナダ、オーストラリアカリキュラムなど

将来を見据えて、
大学進学を視野に入れても

マレーシアから
世界中への門戸が大きく開かれています。

 

ペナンに母子留学?!

ペナン島の居住エリア

地方都市ならではの子育てのしやすさ

ペナンはクアラルンプールと比べて
街がコンパクトで、生活圏内がぎゅっとつまっている印象です。

クアラルンプールでいう「モントキアラエリア」のように、
車がなくても徒歩で日常生活を済ませられる環境も整っています。

徒歩圏内にスーパーやレストラン、
徒歩圏内や車で10-15分圏内にいくつか学校の選択肢があります。

近くにはビーチや緑もあり、
特に小さなお子さんの子育てには利便性が高いと言えるでしょう。

渋滞からの解放

クアラルンプールは、
東京や他の大都市同様に大きな都市ですので、
通勤通学時の渋滞は避けられません。

もちろんクアラルンプール郊外は
渋滞が少ないですし、
ゆったりした生活環境が整っています。

お友達のおうちに遊びに行ったり、
塾や習い事の送迎など、

ペナンは街がコンパクトな分、
便利なエリアにコンドミニアムを借りれば
普段の生活は徒歩10-15分圏内で収まるでしょう。

実際の暮らしは、、?

リゾート地での生活が想像できない、、、
すごく田舎での生活では?と思われる方もいらっしゃると思いますが、

ペナン島には、
我らがDAISOがあったり、
ニトリ、無印良品、ユニクロなど、、

また、日本の食材等は、
イオンがあったり、日本食材が豊富な明治屋があります。

レストランもローカルのホーカー(屋台)以外にも、
日本食、韓国料理、ウエスタン、飲茶など、
思ったよりバラエティ豊かな食べ物が揃っています。

もちろん、クアラルンプールに比べたら
おしゃれなレストランやバーラウンジなど
きらびやかな場所は少ないでしょう。

しかし、日本でも同様ですが、
特にお子さんが小さい時は、
夜出歩かなくなったり、飲みに行く機会もめっきり減ります。

母子留学で子育てをする場合、
そういった場所に行く機会はほとんどありません。

どんな感じの生活ができるか、
一度短期留学やプチ移住体験をしてみるのもおすすめです。
思ったほどの不便さはないかもしれませんよ。

実はおすすめペナン観光

ペナン島は歴史が古く、
昔は東西貿易の中継地として栄えました。

筆者撮影(ジョージタウンの街中)

ペナン島にある首都ジョージタウンは、
2008年にユネスコの世界文化遺産に登録されております。

世界文化遺産・ジョージタウン

ジョージタウンは、18世紀末にイギリスの東インド会社により、
東南アジア進出の足掛かりとして拠点を設けたのが始まりです。

その後、ペナンは東西貿易の中継地として発展し、
多様な文化が融合した独特の街並みが形成されました。

街を歩くと、色鮮やかなショップハウスやコロニアル様式の建物が並び、
その中には華やかな中華寺院、インドのヒンドゥー寺院、
イスラムのモスク、キリスト教の教会などが混在しています。

貿易港として栄えた歴史から、
ヨーロッパ、中国、マレー、インドといった多様な文化や建物が混在し、
ジョージタウンの歴史的な建物やストリートアートは、訪れる人々にとって大きな魅力の一つです。

ペナンはグルメな街として有名

出典:ミシュランガイド「ビブグルマン」

ペナン島に来たら、
ジョージタウンに点在する壁画アートや建築物のほか、
ペナンの屋台グルメも忘れてはいけません。

ペナンは、ミシュランガイドの「ビブグルマン(価格以上の満足を得られるストリートフード)」が
多くありますよ。

ペナングルメといえば、
ホッケンミー(福建麺)は外せません。
クアラルンプールのホッケミーとは別物です。

チャーグイティアオも番人うけするおすすめ料理です。

ペナンといえば、
アッサムラクサも忘れてはいけません。

シンガポールラクサや他のラクサもありますが、
ぜひご当地ラクサを試してみてください。

さっぱりライムの酸味と、
魚ベースのスープ、モチモチの麺に辛味調味料、
一度ハマったら病みつきでしょう。

まとめ

ペナン観光では、
ペナンの美しいビーチ、
歴史的な建造物、
ペナングルメやローカルな市場を楽しむことができます。

ジョージタウンのカラフルなストリートアートや、
マレーシア料理の多彩さも魅力の一つです。

ペナンの豊かな文化と自然を探求しながら、
リラックスした休暇を楽しむことができます。

一方、ペナン島での母子留学は、
本格的なインターナショナル教育を受けられ、
さらに、多様な文化体験の機会を得ることができます。

また、異文化交流の中で新しい友人を作り、
自己成長と共に子供の教育にもプラスの影響を与えることができるでしょう。

クアラルンプールでの生活もペナンやその他の地域での生活も
それぞれ良い部分があると思います。

ご家族のニーズや目標に合わせて
最適な選択肢を見つけると良いですね。

KLコンシェルジュでは、
移住に関してのサポートや視察ツアーのアレンジも行なっております。

ご興味ございましたら、ぜひ一度お問い合わせくださいね。

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