ロングステイ財団が発表している
日本人が移住したい国1位に14年連続選ばれたマレーシア。
温暖な天候や食べ物、
日本人にとって生活しやすい環境など
人気に繋がっているようです。
また、投資目的やご自身での利用など、
マレーシアの不動産購入される方もいらっしゃいます。
今回はマレーシアの不動産購入についてご紹介したいと思います。
目次
東南アジアの不動産事情
まず、そもそもなぜマレーシアなのでしょうか。
マレーシアは、東南アジアの近隣諸国と比べますと、
マレーシアは、土地付きで不動産が所有できる点が挙げられます。
シンガポールやタイ、フィリピン等は、マンションのみ購入可能という制限があります。
不動産消費税は0%、お隣のシンガポールは20%、フィリピンやベトナムは、10%-12%ほどです。
譲渡税は、長期の場合10%(短期は30%)。
契約書は英語です。シンガポールやフィリピンも英語、タイではタイ語になります。
シンガポール在住の人が、のちの移住先としてマレーシアを選択するケースも。
日本人がマレーシアで不動産を購入できるの?
答えは、もちろんイエスです!
マレーシアは、長期ビザを保有していなくても不動産購入が可能です。
土地付きで購入できることから、
近隣諸国から不動産投資人気の理由がここにもあります。
不動産購入の条件
外国人が不動産購入する際には、
いくつか条件があります。
まず外国人がマレーシアで購入できる物件価格は、
基本的には、100万リンギ(約2,600万円)以上になります。
(1リンギ=26.6円)
マレーシアでの不動産購入時のポイントと注意点
では、マレーシアで不動産購入を検討する際、
どのように手続きを進めればよいのでしょうか?
物件の選定
マレーシアで物件を購入する場合、
建築中のコンドミニアムを勧められることが一般的にあります。
ご自身の目的や予算に合わせ、
物件の立地や周辺の環境なども考慮しながら、
慎重に検討しましょう。
周辺環境やその街の空気感など、
実際行ってみないとわからないこともありますので、
ご希望に合いそうな物件を絞り込んだら、
現地で実際に視察をすることをおすすめします。
現地に行けないときは
担当者やエージェントに代行してもらうこともありますので、
現地をよく知る会社と信頼関係を築くことがとても大切です。
マレーシア国内には数多くローカルの不動産会社がありますが、
いきなり現地へ連絡とり、英語でのやりとりをするのはハードルが高いです。
まずは、現地エージェントとパイプがある会社に
日本国内で、できれば顔を合わせて信頼関係を築いておくのがおすすめです。
購入手続き
実際に購入を希望される場合は、
購入申込とともに、申込金の支払いをします。
申込金(予約金)として通常物件価格の1~3%
又は、
申込金(RM5,000〜RM10,000等)が一般的です。
日本の銀行から送金をする場合、
送金に時間がかかったり、手間取ることもありますので、
事前に確認をしておくとベターです。
購入申込書や予約金のお支払いが終わったら、
いよいよ売買契約です。
売買契約を結ぶときに手付金の支払いをします。
契約後の手付金は、物件価格の10%ほどです。
✅契約書は要チェック項目です。
マレーシアの不動産売買の契約書は、
すべて英語で作成されます。
膨大な量の書類に加え専門用語なども出てきますので、
確認するのは大変な作業です。
後々のトラブルを防ぐためにも、
アフターケアやキャンセルに関する項目など
しっかりとチェックしておく必要があります。
売主との売買契約が完了したら、
次に購入金の支払いになります。
マレーシアでは建築中の物件か完成済の物件によって
お支払いの回数が異なります。
完成済の物件の場合、支払いは1回だけですが、
建築中の物件は完成予定に合わせて、
数回に分けての支払いになります。
物件引渡し
購入金の支払いが済みましたら、
引渡しになります。
ここでの注意点として、
✅新築物件の場合、
物件が完成した時点で一度確認をしましょう。
マレーシアでは新築での不具合も多いです。
最初から欠陥がある場合は、引渡しまでの間に直してもらうことができます。
もし直接マレーシアに渡って確認するのが難しい場合、
信頼できる人やエージェントに依頼して
チェックしてもらうのも良いでしょう。
無事引渡し完了したら、
あとは生活するために必要な水道や電気などの開通手続きや
家具の搬入などの準備に入ります。
賃貸に出すことを検討されている場合は、
引渡しまでの間に管理会社に頼んでおくことができます。
KLコンシェルジュでは、お客様の物件管理のお手伝いが可能です。
マレーシアで住宅ローンを利用する場合
日本国内から融資を受けられる金融機関もありますが、
毎回海外へ送金をしないといけない手間もありますし、
マレーシアのローンを利用することもできます。
ローンの申し込みをするときに
銀行口座を作ることができますので、
口座があると便利です。
外国人でもローンが組める銀行としては、
マレーシアの大手銀行メイバンクがあります。
メイバンクで融資を受ける条件は、
長期滞在ビザの有無によって変わってきます。
長期滞在ビザ有の場合、
物件価格の80%まで融資を受けられます。
返済期間は最大で10年です。
長期滞在ビザなしの場合、
物価価格の60%まで融資を受けられます。
返済期間は最大で10年です。
ローン申請の流れ
住宅ローン申請は、弁護士を通じて行うことが一般的です。
住宅ローンの審査が通りましたら、担保の審査に1週間前後、
その後、金銭消費貸借契約の締結となります。
手続き完了後、10~12週後に融資が実行されます。
ローンの申請から実行まで3~4ヶ月を目安にしてください。
申請者の資産状況や資格によって、
融資できる条件が変わりますので、
ローンを組む際は最新の情報を確認してみてください。
ランカウイ島の不動産開発
ランカウイ島はマレーシアのクダ州にある、
1980年代から政府主導で第2のペナン島として
観光開発をしてきた島です。
クアラルンプールやシンガポールから
飛行機で1時間というアクセスのしやすさもあり、
国内外から人気の高いリゾート地です。
ランカウイ島がなぜ注目を浴びているかといいますと、
ずばり観光需要が高いからです!
2014年~2019年まで毎年360万人以上の観光客が
ランカウイ島を訪れています。
これはマレーシアの総人口の10%以上の人に値する数です。
一方で、観光客に対してリゾートホテルの数が少ないため、
レジデンスマンションの需要が高まっています。
さらには、外国人がランカウイ島で
購入できる不動産の金額が
クアラルンプールと比べ安くなっています。
冒頭に述べましたが、
クアラルンプールで購入できる物件価格は、
100万リンギ以上になりますが、
ランカウイ島では、
政府の特別許可を得た
外国人投資家でも購入できる
50万リンギット〜の特別新築物件も誕生しています!
また、ランカウイ島は言わずと知れた免税の島です。
マレーシアの中でも物価が安く、
観光客にはもちろん、
長期滞在する人にとっても嬉しい政策です。
それが故にリタイアやセミリタイアをされた方が
ランカウイ島に移住するケースも増えているようです。
自然豊かな環境に囲まれて、
ゆっくりまったり過ごすのは憧れますね。
マレーシア不動産投資魅力のまとめ
✅14年連続で日本人がロングステイしたい国1位
✅物価が安く、生活水準は高い
✅天災リスクが低い
✅治安が良く安心して生活できる
マレーシアは一年を通して暖かい気候なうえ、
スギやヒノキがないため、
花粉症に悩まされることもありません。
さらに大きな気温差がないので、
寒さによる関節の痛みや、
気圧の変化による不調が
日本にいるときより少ないと実感しています。
そういった理由も含めて
マレーシアは住みやすい国だと思います。
しかし、言葉や文化、
考え方の違いなどから現地の人と意思の疎通が
うまくできないこともあります。
日本のパスポートはビザ無しで
最長90日間滞在できます。
現在コロナ禍で海外への渡航は制限がありますが、
今のうちに下調べをして、渡航制限が解除された後、
いち早く旅行も兼ねて、
不動産物件を回ってみてはいかがでしょうか。
KLコンシェルジュでは、現地情報の強いパイプもあり、
日本語での不動産販売・ロングステイ等の相談が可能です。
不動産購入には、何といっても信頼が必要です。
現地不動産エージェントとのつながりもあり、
日本に拠点をおくKLコンシェルジュへ、
まずはお気軽にご相談ください。
親切丁寧にスタッフが対応いたします。