MM2Hビザ更新のため、マレーシア入国!代表のマレーシア入国&隔離レポート (2020年12月)

みなさん、こんにちは!
今回は、KLコンシェルジュ代表の古本が、
MM2Hビザの更新のために、コロナ禍のマレーシアに突入!!

ということで、

最新の入国状況から隔離生活まで、
日本出国準備、現在のKLの様子、MM2Hビザの更新状況も交ながら解説していきたいと思います!

※本記事は、2021年1月30日に行われた当社KLコンシェルジュのウエブセミナーを元に加筆しております。
※2021年3月現在、下記の入国から隔離までの流れに変更はありませんが、今後変更が生じる可能性もあります。最新情報は、ご自身の責任の元、随時ご確認ください。

マレーシア入国準備

前提としまして、古本は、MM2Hビザを既に取得済の状態となります。

今回は、MM2Hビザ更新手続きのため、マレーシアへ渡航しました。

2021年3月現在、観光ビザでのマレーシア入国はできませんので、ご注意ください。

コロナ禍における現在の入国必要書類

✅ 有効な長期ビザ:MM2Hビザ、就労ビザ、家族ビザなど。

✅ 入国許可証(Entry Approval Letter)
MM2Hビザ、就労ビザなど、長期ビザ保有の方も、入国許可を取得する必要があります。MM2Hビザの場合は、ご自身での申請も可能です。就労ビザの入国許可証は、雇用主を通しての申請となります。

My Travel Pass (https://mtp.imi.gov.my/myTravelPass/main)

✅ 航空券手配:
問題がなければ入国許可証は、3-5営業日以内に発行されると言われております。それ以上かかる場合もありますので、入国許可を得た時点で航空券を手配しましょう。また、入国許可証の有効期限は、60日又は90日ですので、期間内に合わせてのチケット予約となります。

✅ 強制隔離の宿泊費用の支払いに関する約定書(LoU):
上記まで準備が整ったら、約定書をダウンロードします。必要事項記入し、東京のマレーシア大使館に出国3日前までに、必要書類とともにメールします。約定書原本は、マレーシア入国の際に必要となりますので、保管しておきましょう。

マレーシア外務省(約定書ダウンロード

✅ 渡航通知書(Travel Notice)
署名済の約定書、パスポートコピー、航空券、入国許可証を東京のマレーシア大使館にeメール(mwtokyo@kln.gov.my 又は consular.tyo@kln.gov.my)し、渡航通知書を発行してもらいます。(添付書類は、8M以下)

発行された渡航通知書は、マレーシア入国時に必要となりますので、印刷しておきます。

✅ PCRテスト(任意)
陰性証明書(英文)があると、マレーシアでの隔離期間が通常10日→7日間になります。陰性証明書は、出国前72時間以内に、RT-PCR方式のスワブテストを受けます(唾液検査不可)。

✅ 隔離費用の支払い
マレーシア入国時にクレジットカードやリンギットでの支払いも可能ですが、
空港でクレジットカードの接続不具合など待たされる場合があります。また近くに両替所はありません。
出国前にMy Safe travelを通じ、隔離費用を支払うことも可能です。

MySafeTravel(https://safetravel.myeg.com.my/

MySafeTravelは、入国日が決まり次第登録、支払い後はレシートを印刷しましょう。

隔離施設運営費用:RM2,600/人
隔離費用:RM1,050(7日間)、RM1,500(10日間) ※プレミアムプランは料金が異なります。
最初の検査費用:RM120(迅速抗原検査)又はRM250(PCR検査)※いずれもスワブ検査
2回目の検査費用:RM60(迅速抗体検査)※血液検査

(参照)在マレーシア日本大使館HP:
マレーシア入国時の強制隔離に関する要件(12月16日更新)
– 2020年12月14日以降のマレーシア入国時に必要な手続き(2021年1月18日更新

 

✅ MySejahteraアプリのダウンロード

個人の健康状態を知らせるこちらのアプリのダウンロードも必須です。
入国時にアプリが入っているか確認されますので、事前にスマホにダウンロードし、必要事項を登録しておきます。

Google Playは、こちら
Apple Storeは、こちら

プレミアムプラン予約

必要書類をざっとあげましたが、入国準備も結構大変です、汗。

続いて、隔離中のホテルを予約しました。

政府が準備している隔離施設/ホテルは、1泊RM150もありますが、
今回プレミアムプランにすることにしました。

以前に利用したことのあるブキッビンタンのイスタナホテルにしましたが、
隔離用の予約にてまどい、結局は旅行代理店に頼みましたw

結果、ホテル予約だけでなく、空港ホテル間の移動手配、
入国の書類チェックや記入方法なども教えてもらえたのでよかったです!

プレミアムプランの場合は、ホテル予約と空港からホテルまでの移動も個人で手配する必要があります。
ホテル予約の控えは、空港で提示を求められるので印刷しておきます。

<費用>
旅行代理店への手数料 RM150
隔離ホテル(イスタナの場合) RM295/泊 (旅行代理店によって値段が違うかもしれません)
空港ホテル間の交通費は別途。

プレミアムプランのホテルリスト

現在プレミアムプランとして、隔離ホテルに指定されているホテルリストです。

(セランゴール州)
・Marriot Putrajaya
・Sama-Sama KLIA
・Dosset Subang
・Hilton Petaling Jaya
・Hilton Garden In Puchong

(クアラルンプール)
・Grand Millinium Bukit Bintang
・Istana KL
・Impiana KLCC
・Swiss Garden KL

(参照)在マレーシア日本大使館HP:
【新型コロナウイルス】プレミアムサービスを提供するホテルでの隔離

入国72時間前のPCR検査

◎入国日は、2020/12/26 深夜KL着 (全日空)

旅行代理店のアドバイスを受け、12/23にPCR検査。

翌2020/12/24、陰性証明書の受け取り。

都内のクリニックで、PCR検査を受けました。結果が出るまでに、24-48時間掛かります。
マレーシアで認められているのは、RT-PCRのスワブテスト(鼻から綿棒で採取する方法)です。

空港内でも、唾液でのPCR検査が可能なクリニックがあるようですが、マレーシア渡航の場合は無効になります。

<費用(参考)>
25,000円(PCR検査)
12,000円(英語の陰性証明書)

渡航当日 – 成田空港の様子

写真は後日撮影したもの

成田空港は、案の定というか、、

人もおらず、お店もほぼ空いていない状態でした💦

免税店も空いてません。。

写真は後日撮影したもの

出国カウンターでは、マレーシアで必要になる書類も一緒に手渡し、問題なくチェックイン完了。

機内は、20-30人程度の乗客で、エコノミークラスも待遇がよかったです😄

KLIA到着

KLIA1に到着すると、サテライトのモノレール乗り場で最初のトラブル発生!

MySejahteraアプリの確認をされました。
この時、実はこのアプリはノーマークですっかり頭にありませんでした。

その場でインストールを求められ登録することになりましたが、、

相手の英語をなんとなく理解するも、四苦八苦。
見かねたその場のスタッフにスマホを渡し、結局スタッフに登録してもらいました😅

フライト情報、滞在先住所や、連絡先なども入力が必要だったようで、
紙に書いておいたのでよかったー

(※現在は、モノレールは動いてないので、モノレール乗り場を通り過ぎ、バスで本館に向かいます)

空港内は、システム化されており表示通りに進んだので特に混乱もなく、、
空港に到着してから1時間ほどで全ての手続きが終わりました。

日本で、PCR陰性証明を取っていたので、
空港でのPCR検査は免除になりました!

手配していた送迎の運転手に迎えられ、空港を出発。

クアラルンプール隔離生活スタート

ホテルに着いたのは夜中の2時くらいでした。

到着早々にまたもやトラブル発生

ホテルは、以前にも泊まったことのあるイスタナホテル。
でも、今回は通常のチェックインではなく、
隔離用に別途設けられているスペースでのチェックインとなりました。

チェックインを済ませ、エレベーターに上り、部屋に到着すると、キーカードが反応しない!!
(マレーシアでは意外とよくあるトラブル、汗)

仕方なく、エレベーターに乗り込むも、今度はどこの階から来たのかわからず、、

しまった、油断してしまった。。。

夜中にエレベーターを使用する人もおらず、
しまいにはエレベーターの中も真っ暗に。。
携帯も何も持たずエレベーターに乗ってしまった。。

しばし呆然。

悪戦苦闘の末、何とか抜け出しましたが、、
到着早々、真夜中に冷や汗ものの体験でした。

隔離中の窓からの景色

プレミアムプラン隔離ホテルのアメニティ

トイレットペーパーやお水、シャンプーなどのアメニティは、日数分多めに置いてありました。
お水は、24本入x2カートン、他にもあったので50本以上ありました。

 

カップラーメンやポテトチップスなどは、通常通りに有料。

プレミアムプラン隔離中の食事

翌朝からは、PCR検査を受ける5日目まで、文字通り、ホテルに缶詰状態でした。
ホテルのドアを開けるのは、1日3回の食事の配給時のみ(大体8時、12時、18時)。

ドアベルが鳴るも、戸を開けてもそこには人影はなく、お弁当が置いてあるのみ。
でも、このお弁当、ほんのりあったかくて、意外と美味しい!!

 

隔離用に持っていったもの


隔離用にはインスタントの食料品など、たくさん持っていきました!!
でも、前述の通り、ホテルのお弁当が美味しくて、持っていったものはほとんど食べませんでした、笑。

隔離生活5日目にPCR検査

隔離生活も終盤に入り、12/30にPCR検査を受けました。
久しぶりにホテルの部屋から出まして、、
検査会場では、10人前後が集められていました。
検査が終わると直ちに部屋に戻ります。

ここでまた!例のキーカードが反応しない事件発生。
今回は、隣の部屋の人も入れなかったので、その方がホテルスタッフに連絡してくれて解決、ホッ。

5日目は、シーツやタオルを交換してくれる日ですが、隔離生活も残りあと2日。
交換はしてもらいませんでした。

隔離生活のまとめ

隔離中は、外に出られないという以外は思ったより快適で、
テレビは、NHKニュースが見れて、wifiも電波が弱いこともありましたが、Youtubeを多くみて過ごしました。

食べもの、飲み物も困ることなく、、
ただ、すごく時間がたっぷりあるので時間潰しになる何か持ち込むと良いかもしれません。

後から知ったことですが、プレミアムプランは、デリバリーやルームサービスを頼むこともできるそうです。

MCO中のクアラルンプール市内の様子

隔離から開放されたのは、2021/1/1の夕方でした。
久しぶりの外の空気はすがすがしい!

マレーシアは、条件付き活動制限令中(CMCO)で、
街はいつものマレーシアより、少し人が少ない感じはしましたが、
通常と変わらないように見受けられました。

(この後、MCOが強化され、車両での移動は半径10kmまで、食料買い出しは1世帯2名までなど、罰則付きで外出が厳しくなりました)

ショッピングモールやスーパーの入り口、レストランには、空港でインストールしたMySejahteraを読み取るバーコードがあり、個人がどこにチェックインしたか追跡できるシステムとなっています。

現在のMM2Hビザ更新

最初の予定では、3週間〜1ヶ月程度でビザ手続きが完了すると言われていましたが、
1ヶ月では足りず、フライトを延長し、結局約2ヶ月弱KLに滞在しました。

現在、依然として新規のMM2Hビザ申請は停止のままですが、
MM2Hビザの更新やパスポートにビザを貼ってもらう手続きなどは動いてます。
通常より、若干時間がかかるようです。

日本に帰国


2/25に帰国、マレーシア出発前に、
サンウェイメディカルセンターでPCR検査を受けました。
現在、日本に入国の際は、日本人も出発前にPCR検査を受けていく必要があります。

KLから成田便は、乗客5名程度でサービス満点。
成田到着時もPCR検査(唾液)があります。
公共機関を使わずに、自宅に帰り14日間の自宅隔離となりました。

以上、コロナ禍におけるマレーシア入国&隔離レポートでした!

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