クアラルンプールの主な交通手段は、タクシー・電車・バスがあります。
その中でもバスの交通網はかなり発展しており、なんと観光客と地元の方向けにクアラルンプール中心を周遊できる無料バスがあります。
クアラルンプール旅行を安く旅行をしたい方必見!
今回は無料バスの使い方や、観光スポットを賢く周遊する方法を詳しくご紹介していきます^^
目次
クアラルンプール無料バス基本情報
まずクアラルンプール中心街を回ってる無料シャトルバスは、その名も「GO!KL」です!
色はパープルカラーで統一してる為、街中で走ってると一目で分かります。
しかも!!
中には無料Wi-Fiがあり、結構キレイで快適です。
さらに便利な点は、クアラルンプールのメイン観光スポットの近くにバス停があるので、無料でクアラルンプールの観光スポットをサクッと周れるめちゃくちゃ便利でお得なバスなんです。
ここでは、そんな無料バス「GOKL」についてよりさらに詳しい情報をお伝えします!
運行時間
平日6:00-23:00
土日7:00-23:00
運行間隔平日7:00-10:00と16:00-22:00は5分間隔、それ以外の時間帯と土日祝日は10分間隔。
**注意**
道路状況にもよりますが、クアラルンプールのラッシュアワーは8時~9時、17時~19時半まではラッシュアワーです!!!!!!
ラッシュアワー時は5分おきにバスは来るものの、渋滞でなかなか動かないので、15分~20分くらいバスが来ない事もあります。
そして、乗車率はほぼ100%以上になりめちゃくちゃ満員になり、かなりギュウギュウ詰め状態になります。
なので、ラッシュアワー時間帯の乗車は避けるのがベター。
観光スポットの近くにはLRTやMRTといった電車が通ってる場所も多いため、GOOGLE MAPで徒歩15分圏内の場所までの移動間だったら、電車と徒歩の方が早いです。
クアラルンプール無料バス|バス停の見つけ方
観光客が多いバス停だと写真ように、「GO-KL」という看板があるバス停なのですぐ見つかります。
こんな感じで行き先もハッキリ表示されてるので、見つけやすいですね♪
ただ厄介なのが、下の写真のように看板がない難易度高めのバス停もあります。
バス停に看板や目印がない場合、グーグルマップで正しいバス停の場所か確認した方がいいです。
ただ基本的に観光スポット付近のバス停には人がたくさん居るので、もしバス停の名前表示や目印がなくても人が集まってるところが、バス停と思って頂ければOKです。
クアラルンプール無料バスの乗り方と降り方
乗る時はバス停に立ち、バスが来たら腕を上げてドライバーにアピールします。
乗車客が誰も居ない時は、バスが通り過ごさないように少し頑張ってアピールしましょう(笑)
降りる時は、少し注意が必要!
バスの中にはアナウンスがない為、常にグーグルマップで位置確認をし、降りるバス停を確認しなければいけません。
ただバスによっては、中にあるTV画面が次にバス停をお知らせしてくれる親切なバスもありますが、機能してなかったりドライバーがスイッチし忘れることもあるため、100%信用しない方がいいです。
そして、降りたいバス停に近づいたら、降車ボタンを押します。
不安な方は降りる時に、ドライバーや周りの方に英語でバス停名を確認しましょう。
クアラルンプール無料路線別種類を紹介!
無料バスの路線は以下のように、4つあります。
・パープルライン ・グリーンライン ・レッドライン ・ブルーライン
**注意**
路線が違う場合でも、バス本体は全て同じパープルカラーのバスになります。
上の写真のように、バスの行き先表示(バスの前後に表示あり)に路線が書いてあるので、そこで行き先と路線を必ず確認してください!
パープルライン
パープルラインはクアラルンプールのメイン観光スポットに一番多く停まるラインで、クアラルンプール観光には絶対欠かせないラインです。
では早速、パープルラインのメイン観光スポットをご紹介します。
Pasar Seni(パサール・セニ)(パープルラインの始点)
このバス停はパープルラインの始点となり、LRTという電車も併設しています。
バス停を降りるとすぐ目の前には、大きな水色の建物が目印の“KLセントラルマーケット”があります。ここには、観光客向けのお土産やアジアン雑貨、フードコートがあり、いつも観光客で賑わっています。
KLタワー(始点から5番目のバス停)
始点から5番目のバス停には、ツインタワーの次に有名なクアラルンプールのシンボルタワー「KLタワー」があります。
周りは森林保護地区として指定されてる為、都会のオアシスのように緑いっぱいに囲まれています。
ツインタワーの中には、展望台がありKLの街が360℃全体が見渡せます。
**プチ情報**
営業時間
9時~22時(年中無休)
入場料
屋内展望台
大人 RM52(約1,300円) こども RM31(約780円)
スカイデッキ(窓ガラスがなく、360℃のパノラマビューが一望可能)
大人 RM105(約2,700円) こども RM 55(約1,400円)
Pavilion(パビリオン)(始点から9番目)
高級ブランドや化粧品や日用雑貨や、日本のモノだとダイソーまで450店舗以上ある巨大ショッピングモールです。
私のオススメは地下のレストラン街で、マレーシア料理や日本食や中華、パン屋、スイーツ屋さん
ツ屋さんがたくさんあります!
営業時間
10時~22時(年中無休)
**プチ情報**
ちなみに、このバス停ではブルーライン・グリーンラインの乗り換えも可能。
乗り換えするバス停は下のように同じバス停なので、バスの前後にある行き先案内を確認し、乗り継ぎしましょう。
Bukit Bintang(ブキット・ビンタン)(始点から10番目)
一番観光客が多いエリア。こちらも、ブルーライン・グリーンラインの乗り換え可能。
ショッピングやマッサージ、観光客向けのカフェやレストラン、バーがたくさんあります。
ブキット・ビンタンでのおススメスポットは2つ☆☆
まず、「ジャランアロー」といった活気溢れる屋台街。
夕方17時頃〜お店は賑わい始め、夜中まで活気がありアジアの雰囲気が満載の屋台街です。
中華、タイ、ベトナム料理の屋台レストランなどがズラーっと並んでおり、常に観光客でいっぱいです。
そしてもう一つの有名スポットはバーやクラブ、レストランが密集するエリア「チャンカット」です。
朝まで開いてる観光客向けのバーやクラブが並んでいて、このエリア一体が常に音楽ガンガンかかってるパーティーピープルにはとっておきの場所です♪
KOTA RAYA(始点から15番目・最後のバス停)
ここのバス停は、チャイナタウンの端っこにあります。
昼間のチャイナタウンには、コピーの商品などがズラーっと並んでる露天や土産物屋さんが中心となりますが、18時くらいになるとアジアン雑貨やスイーツなどローカルフード屋台が続々と開き始め、活気が出て来ます。
パープルラインの最終バス停でもあるので、1日の最後はチャイナタウンで地元の安くて美味しい中華料理で締めくくるのも良しです!!!
**注意***
チャイナタウンエリアは、バイクでのひったくりや人ごみでのスリがかなり多いので、歩く際は、貴重品には十分気をつけて下さい。
グリーンライン
グリーンラインには、世界的有名なクアラルンプールののシンボルでもある「ペトロナス・ツインタワー」が停まるバス停があります。
その他に、グリーンラインがどこに停まるのか?詳しく見ていきましょう!
ペトロナスツインタワー(グリーンラインの始点)
観光客なら誰もが行くであろう世界的にも有名な観光スポット「ペトロナス・ツインタワー」です。
中には高級ブランド品から日用雑貨、フードコート・マレーシア料理が楽しめるレストランなど300店舗以上があり1日中過ごせます。
Pavilion (パビリオン)(始点から6番目)
パープルライン・ブルーラインの乗り換え可能。
パビリオンの詳細はパープルラインで紹介したので、そちらを参考にしてください^^
Bukit Bintang(ブキット・ビンタン)(始点から8番目)
パープルライン・ブルーラインの乗り換え可能。
ブキット・ビンタンの詳細はパープルラインで紹介したので、そちらを参考に~^^
レッドライン
レッドラインはイスラム建築のモスクや建築物が数多くあり、イスラム教やマレーシアの歴史が見える観光スポットが集まっているラインです。
マレーシアやイスラム文化や歴史に興味ある方には、ぜひおススメのラインです!
Dataran Merdeka(始点から9番目)
このバス停から7分歩いたところに、クアラルンプール最古のモスク「マスジッド・ジャメ」があります。
周りがヤシの木に囲まれたイスラム建築式のモスクで、中にも入れます。
(お祈りの時間を除く)
営業時間
8時半〜12時半、14時半〜16時(金曜は15時〜のみ)
入場料 無料
**注意**
宗教上、女性は肌を露出した服装禁止の為、入り口で髪の毛と体をカバーする無料レンタルのロープの着用必須!!
そしてここからバスでKLセントラルへ南下して行くと、次々と歴史的イスラム建築の建物が見えてきます。
まず下の建物は、「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」(=旧連邦事務局ビル)
Masjid Negara(マスジッド・ナガラ)(始点から15番目)
このバス停には、国立モスクである「マスジッド・ナガラ」があります。
見た目は白を基調としたシンプルな見た目のモスクです。
こんな感じで、ブルーやイエローのライトのステンドガラスや装飾がとてもキレイです♪
営業時間
9時~12時、15時~16時、17時半~18時半
金曜日
15時~16時、17時半~18時半
入場料 無料
**注意**
宗教上、女性は肌を露出した服装禁止の為、入り口で髪の毛と体をカバーする無料レンタルのロープの着用必須!!
ブルーライン
ブルーラインには、すでに紹介したBukit BintangとPAVILIONでパープルライン・グリーンライン乗り換え可能。
その2つ以外には観光スポットはなく、完全に地元の方向けのラインのため、観光客はあまり利用しません。
まとめ
みなさま、クアラルンプールを無料で回れるバスの情報はいかがでしたでしょうか?
在住して2年の私も移動で、普段からよく使うこの無料バスなのですが、無料でクアラルンプールの中心地ががどこでも行けるので、本当にオススメです!!
ぜひ、お得な無料バスを使ってクアラルンプール旅行を思う存分楽しんでください♪