マレーシアでは朝やお昼によくコーヒーを飲みますが、その中でも特に人気なのはホワイトコーヒー。
今ではすっかりガイドブックの定番土産としても紹介されるようになりました^^
スーパーなどで探してみると、その種類は豊富で、どれがいいのか分からない!という方も多いはず…
そこで!今回は、特にお土産にオススメのホワイトコーヒーを皆さんにご紹介していきます。
実は苦いホワイトコーヒー
ホワイトコーヒーと聞くと、
なんだか甘そう…
砂糖やクリームが多そう…
白いモカコーヒーみたいなもの?
などのイメージが浮かぶかもしれませんが、実はそれは少し間違え。
ホワイトコーヒーの由来である中国語での白珈琲とは、元々何も入っていない、何も加えられていないコーヒー
(白は中国語で無を表すそうです)という意味で、マーガリン意外基本的に何も加えられていないそうです。
つまり何も入ってないからこそ、焙煎すると白っぽくなりホワイトコーヒーと呼ばれるようになったのだそう。
そのため、ホワイトコーヒーのクラシックタイプを飲んでみると、どちらかというと味は苦目です。
※日本のコーヒーと比較するとそれでも甘いにですが…
モカなどをイメージしている人はご注意を!
甘い食べ物が多いマレーシアだからこそ、お供のコーヒーはちょっと苦目なものでも十分おいしい。
そんな独特の食文化背景があり、人気となったコーヒーなんですね!
私も個人的に、毎週日曜日の朝のお供に飲んでいますが、コーヒー好きには癖になる味わいと、
ちょっとまろやかな飲みごたえが大好きです!
ではオススメをご紹介していきますね!
オールドタウンホワイトコーヒー
まず始めにご紹介したいのは、ホワイトコーヒーの中でも鉄板中の鉄板、オールドタウンホワイトコーヒーです。
そもそも、オールドタウンホワイトコーヒーとは、マレーシア内で全230店舗(2019年12月時点)を展開する
超大手コーヒーチェーンのお店であり、こちらのお店がお土産用として販売するコーヒーが、
スーパーなどで頻繁に売られています(たまにセブンイレブンなどコンビニでも、5個入りなどで見かけます)。
大手チェーンが出しているということもあり、味は苦さやクセ控えめの飲みやすい味わいです。
また、クラシック味に加え、モカ味やヘーゼルナッツ味、ホワイトミルクティー味、
更には甘さ控えめ、砂糖多めなどかなりたくさんの種類があるのも魅力!
私のオススメは、ホワイトミルクティー味ですが、ヘーゼルナッツ味も友人や家族に好評です!
お値段:15〜20個入りで約13.5MYR〜20MYR(日本円で360〜520円程)とお土産としても良いお値段です!
※12月19日時点でのレート(1MYR=26.37)で計算しています。
均記(Koon Kee)のホワイトコーヒー
さて、次にご紹介するのはマレーシアの観光地として日本でも有名な、ペナン島発祥のホワイトコーヒーです。
元々、コーヒーの生産工場が多く、コーヒー文化が深く浸透していることで知られるペナン島。
そのペナン島で最も有名かつおいしいと評判なのがこのKoon keeなんです。
お土産用であれば、15パック入りのパッケージが用意されており、
モカ、バニラ、ドリアン、ココナッツ味などが楽しめます。
どれも選び難い!という方は、オリジナル・バニラ・モカの3つの味が5パックずつ入ったセットを購入されてはいかがでしょうか?
ちなみに、このKoon keeホワイトコーヒーはクアラルンプールのスーパーどこででも見つけられるものではなく、
スリアKlccやMid valley mallなど、比較的大きなモールのみでしか今のところ見たことがありません。
(輸送にお金がかかるから小さいスーパーでは取り扱いがないのかな…?と私は推測しています)
※取り扱い状況はお店側の都合により変更している場合もありますので、事前に確認されるのがベターです!
ただ、パッケージにはペナンのイラストが描かれとってもオシャレなデザインなので、
見つけたらラッキー!と思って是非購入してみてくださいね!
お値段:
15パック入りが基本で約39MYR(日本円で約1.020円程)。
オシャレ度が高い分、お値段は少しお高めの設定です。
大事な人へのプレゼントに良いかもしれませんね。
CHEKHUP
マレーシアのコーヒーの王道はオールドタウンホワイトコーヒーなのですが、
最近は地方発のホワイトコーヒーもジワジワと人気沸騰中。
そんな中で今、ローカルの人達から人気を集めているのがマレーシア北部イポー産のホワイトコーヒー!
なぜ人気なのかというと、このホワイトコーヒーには自分で入れられるブラウンシュガーが別についてくるから!
東南アジアのコーヒーの多くは3in1と言って、コーヒー・クリーム・砂糖が全部セットになっており甘さの調整はできません。
でも、このCHEKHUPコーヒーの場合、自分でブラウンシュガーを割りながら甘さの調節ができるんです。
これがおそらく、ローカルの方に受けているのかもしれませんね。
(私たち日本人的にはあまり珍しくありませんが…)
ただ、ローカル人気もあり目新しいホワイトコーヒーということで、
1度試してみる価値はありますよね!是非、お土産の候補にしてみてくださいね。
お値段: 12パック入りで16.9MYR(日本円で約450円程)。
とってもリーズナブルな価格設定です。
Jimbao(金宝)ホワイトコーヒー
さて、次はJimbao社の少しユニークなホワイトコーヒーをご紹介したいと思います。
こちらはクラシックタイプのホワイトコーヒーも出しているブランドなのですが、
なんと最近…ドリアン味のホワイトコーヒーを遂に出してしまいました!!
興味半分で購入・試飲してみたのですが味は本当にドリアン!という感じで、
飲み終わった後もしばらく口の中にドリアンの味が残ります…
コーヒーとドリアンはやはり別々に味わった方が良いような…
という気持ちにもなりましたが、
マレーシアと言えばやっぱりドリアンですので、是非是非1度みなさんにも飲んでみてほしい1品です。
ちなみにマレーシアの人に聞いてみると、国民の半分はドリアンが大好きで、
残りの半分はドリアンは嫌いだということなので、ローカルの人達にとってもかなりユニークなコーヒーだと言えそうです。
お値段: ローカルのスーパーであればよくセール対象となっており、
約14MYR前後(日本円で370円くらい)で購入できます。
定価でも約20MYR程(520円前後)なので、お安めです!
Ah Huat (亞發)ホワイトコーヒー
最後に紹介するのは、オールドタウンコーヒーと並ぶ人気メーカーAh Huatのホワイトコーヒーです。
オールドタウンホワイトコーヒーがどちらかというと観光客向けであるのに対し、
Ah Huatはローカルも対象として販売されるホワイトコーヒーになります。
パッケージが非常に特徴的で、中華系の亞發(Ah Huat)おじさんのイラストがアイコンとしてプリントされています。
また、そもそも亞發とは中華系の人々が富と繁栄を祈るお祭りや儀式の際によく使う言葉で、
縁起の良いホワイトコーヒーとしても知られています。
1つ1つのパッケージに、マレーシアと書いてあるのでバラマキ土産にも最適ですね。
味はヘーゼルナッツ味が1番人気ですので、是非お試し下さい!
お値段: 15パック入りで約15MYR(日本円で390円程)。
おじさんイラストが目印となるので、すぐに見つけられはず!
まとめ
いかがでしたか?マレーシアの定番土産として欠かせないホワイトコーヒー。
実は意外とブランドや種類があり、ヘーゼルナッツ味やバニラ味など日本ではなかなか見かけないフレーバーもたくさんあります。
値段も同じくらいだし、どれにしよう…と迷った時には、是非この記事を参照して下さいね。
また、中にはホワイトコーヒーの試飲ができるスーパーもあるので、
自分の口で確かめながら購入するのも楽しいかもしれません。